アイドルのセトリツイートを解読してみる※あんまり上手くいってない(Python & Cloud Vision API)
はじめに
最近あまりにプログラムを書いていなかったのでアイドルさんへの欲望とちょっとした技術検証と気分転換をかねてプログラミングをしてみました。
問題意識
アイドルさんが毎回せっせとセトリツイートをしているのに、オタクはそういうものを全然読み取ろうとしていないよね?
今回やること
クマリデパートのセトリツイート画像をOCRで読み取ってセトリ情報を集める
クマリデパートとは
- 2016年結成の(若干の入れ替わりを経て今は)6人組のアイドルグループ
- アイドルっぽい曲でありながら決してチープではなく、むしろ強い
- メンバーがみんな明るいので病みツイなどでオタクを病ませることがない ☆大事
クマリデパートはライブの後にだいたいこんな感じのセトリツイートイラストがあります。(メンバー直筆)
#NPP2022 ありがとうございました❣️
— 小田アヤネ (@qumali_ayane) 2022年1月2日
年初めからたっぷりライブできて嬉しかったです~ #クマリのセトリ✌️
2️⃣0️⃣2️⃣2️⃣も笑顔沢山届けたい!
よろしくお願いします✨ pic.twitter.com/m1dolTeMUj
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今回試したこと:これを収集してセトリ情報を整理してみましょう
環境
OS: Bigsur Python3.9.9 google-cloud-vision==2.6.3 Pillow==8.4.0 pycharmで開発
ここで学べること
今回できなかったこと
結局まともに読めなかった。
注意点
筆者はクマリデパートの曲は聴くし必要になればライブにもちょいちょい顔を出してますが、認知がないので間違っても現場で僕の名前出さないでください。
画像収集
- まずは小田アヤネさん(以降小田ちゃん)のTwitterからセトリツイート画像を収集します。
本来ならここもプログラムで収集したいところですが、正直人力で収集した方が早いのでそうします。
というわけで小田ちゃんのメディア欄を見ていきましょう
もこもこサンタさんだよ~ pic.twitter.com/mIm7oxys7d
— 小田アヤネ (@qumali_ayane) 2021年12月23日
かわいい...
ちりもつもれば大和撫子?🦊🍁 pic.twitter.com/a8zqDQedBy
— 小田アヤネ (@qumali_ayane) 2021年11月17日
神様、ありがとう
運命のいたずらでも
巡り会えたことが
幸せなの....
珍しい感じだ~🤍🤎 pic.twitter.com/KgHmIZEb8H
— 小田アヤネ (@qumali_ayane) 2021年9月18日
大人っぽいのもいいね...
小田にフリフリを着せたらこうなる…🖤 pic.twitter.com/I7gLkUwp0v
— 小田アヤネ (@qumali_ayane) 2021年6月25日
ほっぺを膨らました画像がとてもいいんですよ.....
.....
.....
オレハイッタイナニヲ....(;゚〇゚)
気を取り直して画像収集しましょう....
ということでなんとか画像が集まりました(とりあえず2021年6月〜12月まで)
画像を読み込む
pyocr
まず最初は pyocr というライブラリを使って読み込ませてみました →精度がほぼ0で使い物にならず。。
Cloud Vision API
次にgcpのサービスであるCloud vison APIを使ってみます。
設定の仕方はだいたいこの辺参照
月1000件まで無料で使えて、それ以上でも1000件ごとに1.5㌦なのであんまりお金かからないのでお得
呼び出し方
from google.cloud import vision files = glob.glob("image/*") # image配下に画像がある想定 for file in files: img = Image.open(file) enhancer = ImageEnhance.Contrast(img) # 字を読みやすくするためにコントラストを上げる img_enhanced = enhancer.enhance(2.0) # 変換した画像のbinary取得 output = io.BytesIO() img_enhanced.save(output, format='JPEG') content = output.getvalue() image = vision.Image(content=content) client = vision.ImageAnnotatorClient() response = client.document_text_detection( image=image, image_context = {'language_hints': ['ja']} )
googleのAPIを呼び出すためにはで取得したjsonのパスを環境変数に設定しますがとりあえず実行時の環境変数に追加でいいかな...
比較画像を作る
受け取った値から元の画像の隣に読み込んだ文字列だけの画像を作ってみます
最終的にできたもの
文字だけの画像の作り方
from PIL import Image, ImageEnhance, ImageDraw, ImageFont im = Image.new('RGB', (w, h), "white") draw = ImageDraw.Draw(im) # 二つ目の引数はfont size # fontのpathはMacの場合 font = ImageFont.truetype('/System/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 ProN.ttc', 40) # ページ→ブロック→段落→文?→char? for page in response.full_text_annotation.pages: for block in page.blocks: for paragraph in block.paragraphs: for word in paragraph.words: for s in word.symbols: # 文字の四隅の位置を取得する x1 = s.bounding_box.vertices[0].x y1 = s.bounding_box.vertices[0].y x2 = s.bounding_box.vertices[2].x y2 = s.bounding_box.vertices[2].y y = y1 if y1 < y2 else y2 x = x1 if x1 < x2 else x2 draw.text(xy=(x, y), text=s.text, font=font, align="center", fill="black")
symbol.bounding_box.verticesで文字の四隅の位置情報が取れるのでとりあえず左上寄せに画像が置かれるようにします。
im2 = create_diff_image(img.width, img.height, response) # imageとim2を合体させた画像をつくる im3 = Image.new("RGB", (img.width * 2, img.height)) # 横に新たに文字だけの画像を置くので横幅を二倍にした新規画像を作る im3.paste(img, box=(0,0)) # 最初の読み込み元の画像を左側に貼り付ける im3.paste(im2, (img.width, 0)) # 上で作成したvison APIで読み込んだテキストだけの画像を貼り付けます im3.save(file.replace('image/', 'image_diff/')) # 保存するパスを image/XXX → image_diff/XXX に変更して保存する
結果
良い感じの画像と全然だめな画像の差が激しい
このくらい読んで欲しい...
めちゃくちゃ精度がいいやつ
ちなみに画像のコントラストを上げたりもしてみましたが、はっきりとした優位差はあんまり出せず(そもそも画像による?)
この先
Cloud vison APIのレスポンスには自信という項目があり、判定結果にどの程度自信があるのかという値が0〜1で帰ってくるのでその辺りをみてみたい
- 毎回API叩くとお金がかかってしまうのでCloud Vison APIのレスポンスをsqlalchemyか何かを使ってデータベースに保存したい
- 全文字読めなくてもセトリが推測がつくように文字列の距離をはかる方法を使って、正しいセトリに直してみる。(レーベンシュタイン距離など)
- なにかもっとこう違うアプローチが必要かもしれない.....
おまけ
新曲の「あみだ☆ふぉーちゅーん」が1/18に発売になるので是非聴いてみましょう!
ー 初めて知ったよ!って人にオススメの一曲(この頃はまだ4人だったんだなぁ...感慨)
ー ソースコード
2021年12月のまとめ どうであれ続けられて良かった
12月です。1年間を通して振り返りブログを書き続けられたのはよかったと思う。
クロスノエシスさん
多分12月はクロスノエシスさんとお仕事に多くのエネルギーを注いだ。
が、あまり実を結ばなかったように思える。
今回の4thワンマンライブは積極的な営業が苦手なメンバー達があんなに必死に集客にエネルギーを注いでいるのを見て自分も何かできないかと思ってしまい、アイドルが毎日配信するならわいも毎日ブログ書くぞ〜という気合いだけで宣言するも、結局下書きばかりがたまっていき記事としては2つしか出せなかった。
自分の文章を読んでライブに行こうと思う人はいないと思うので、そもそも集客という面では自分が信じていないことをしていたのがそもそもの敗因だと思う。
最終的には記事の内容云々よりも記事を出したと言うことだけでもメンバーのモチベーションを0.1%ぐらい上げることができるだろうという気持ちで書いていた。
そんな程度の内容なので、ワンマン後に記事はそっと下書きに戻した。
本当に素晴らしい記事は別に上がったので自分の記事はもう役目を終えました。R.I.P
本当に素晴らしい記事
インターネットという銀河で島宇宙化したクラスターを超えて伝わる術はすでに文章にはないのではないかと思う。
ライブ
今月は3回遠征した。
12/18〜12/19 Asobanight
こちらはクロスノエシスさんのワンマン直前の仕上がりぐらいを体感したかったので参加したかったというのもあるが、自分がここ一年近くdiscordで参加しているアニメなどの一話を見る回に参加している人たちとカラオケに行くという動機もあった。
ここ2ヶ月ほどはほとんどアイドルのことしか考えられなかったので、人としての性質や問題意識は同じだけど、価値観や志向が少し違うクラスター達とカラオケに行ったりファミレスで色々な話をした。
12/21〜12/22クロスノエシス 4thワンマン「blank」
4thワンマン「blank」はもはや1つの映像作品というか、舞台とかそういう血が流れていたようにも思える。
表面だけなぞれば歌って踊るだけだったのにそのつなぎを変えたり間にVJを挟んだりするだけで前述した記事から引用すると"世界"が見えてくるのだから奥深さを感じるし、その世界に負けない歌唱や舞踊の力、卍さんによるライティング演出など全てが備わった、総合芸術なんじゃないかと思うようになってきた。
さらにアイドルというフォーマットはグループの変遷やメンバーの頑張りや成長と言った時系列やメタ情報すら駆使するので、舞台の外も含めた本当に持てる全てを駆使した芸術活動のような気がする。
とまぁ、こんな風に人を多弁にする、そのくらい情動させられる、そんなライブだった。
クロスノエシスの曲は会場が大きければ大きいほど、演者の歌唱力やダンススキルが高ければ高いほど、ライティングや機材が良ければ良いほど、見応えが増えていく、そういう性質のものだと思う。
だから、早く大きいところでできるようになって欲しいと思う。もう小さい箱は彼女たちには収まりきらないと思う。
イベント後のAMEBAさんのテンションがすごく高くてとても話しやすくて良かった
他にも大昔の知人と予期せぬ再会をしたり、新たに知り合ったオタクと居酒屋でわいわいできたりと楽しかった。オタク同士でCROSSできた。
12/26〜12/27 クロスノエシス、フィロソフィーのダンス、リルネード
昔からなんとなく一緒に行動しているオタクがこのタイミングで上京するというので自分もそこに合わせて上京。
クロスノエシスさんはまさかの長尺45分を堪能できた。
今年最後の特典会はAMEBAさんのテンションが高くて良かった。
今年はほとんどフィロソフィーのダンスさんに熱量を注げなかったがなんとか年に一回はライブを見に行くことができた。
これがメジャーだ!というそういう絶対的な何かを感じたし、ホール形式でとても見やすかったので後ろでゆったり見れても満足できる感じがあった。
リルネードは曲がいいし、可愛いし、歌も振り付けもいいという欠点のかけらもないアイドルさんだ。
舞優ちゃんは危険が危ない、あの声であのルックスは危ない。
まだ全曲ライブができる段階なので何一つ不満がない。
アルバムも良い感じの内容なので吟味していきたい。
本当は名古屋のSundubriseにも行く予定だったが仕事でひーひー言っていた関係で断念。
読書
奇貨居くべしをようやく読了
序盤でオリジナル要素ばらきまくったせいか、最後は駆け足気味に呂不韋の栄達と転落、そして自殺で終わるという最後があっさり気味だった。
宮城谷文学はストーリーよりは政治人生論なのでこれでいいんじゃないかとも思う。
全然関係ないけど僕が昨年AMEBAさんの中にアイドル性を見いだした時の僕の気持ちは奇貨(珍しい品物。立派な人材)を見つけた感覚があったので僕は呂不韋かもしれない。
仕事
相変わらずプログラミングができていない。
PMという立場ながら他の人の進捗の遅れでやきもきするのは本当に辛い。
自分の責任範囲外で勝手に病むというやつになっていた気がする。
来年は心理的安全性を高めることを目標に積極的に"言いたいことがあるんだよ!"していきたい
ヲ書簡
無事?完結しました。
ヲ書簡相手の方からはもっと偏差値を下げろという指摘を頂いているので、来年以降何かを書くときはアイドル論やオタク論に逃げないようにしたいです。
今月の逸品
ハートチェキ、ハートの形が全然作れてなかったり、飛沫防止シート越しとはいえAMEBAさんと距離(物理)が縮まったことに緊張して手を震わせながら取った。
そのことを無事突っ込まれたので良い感じに「道化」になれて良かったと思う。
推しメン宣言以降、割と会話に馴れてしまった部分を感じていたが、まだまだフロンティアは残っていた。
来年は距離を短くする方向ではなく適度に距離を保ちながら"勝つ"(?)方法を模索していきたい。
covid-19の治療薬(メルクやファイザーが開発中)が広まって飛沫防止シートがなくなったら僕は気を失うかもしれない。
【往復ヲ書簡】#8)だらくいんからゲバラさんへ
ゲバラさんへ、ついに長く続いた往復ヲ書簡もこれが最後になってしまうのですね。
今にして思えば9月から12月という期間は丁度良く、自分としても最近アウトプットのしすぎで吐き出すものがなくなってしまい、空っぽ(blank)になってしまっている感じがするので、期間も完璧だった気がしています。
〆切的には本当はもう数日予定はあるのですが、26日が年内最後のイベント参加と言うこともあり急ぎ最後のヲ書簡を書き上げています。(なぜなら運良くライブ参加までに推しメンに読まれたらこれもネタになるので)
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まずはイベントレポートの書き方ありがとうございました。
参考になる部分だらけで、そちらの感想も書きたいのですが本日のテーマは推敲しなければうっかり1万字コースなので年内目標のblankのイベントレポートを書くことでお礼の形を示そうと思います(自分の首を絞める発言)
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さて、最後のテーマは「AMEBAさんが正式に推しメンになってからの心境の変化」ということですが自分という孤独な存在は、オタクの生き方ということに向き合い続けていたこともあり、今回もまた自分の中身を引きずり出すような内容で最後まで良いテーマをチョイスしてくるなぁと思わずにはいられません。
今回は人生をかけて思考してきた議題でもあるので内容に関してはブログやTwitterですでに書いた内容と若干重複する部分があると思いますが、ご容赦ください。
というところで、心境の変化に入っていこうと思いますが、まずあの運命の10月29日前後を一言で言えば「すごく楽しかった」というのが嘘偽りのない感想になります。
あれから一週間ほどはリミスタで自分が呼ばれるところを何度も見返すという奇行を続け、推しメン宣言前のメンバーからの突き上げや推しメン宣言以降の大冷やかしなど、長いオタク人生でも最高の成功体験をさせていただきました。
が、その快楽を吸引し続けるうちにアイドルとオタクの距離が短すぎることに気づき、正直少し怖かったというのがあります。
アイドルとの関係性という快楽や欲望を求めてさらにその先を望むという行為は自分自身がモンスター化する一因じゃないかと思うようになってきました。
自分はモンスターだけはになりたくないと常々思っているので、この快楽の行き先がモンスター化しかないような気がしたのです。
もちろんほとんどのオタクは割り切りができているしオタク趣味以外にも多くのことにリソースを割いてオタク以外の生き方もしていると思うのですが、自分は何かにはまると一つのことしか考えられない、視野の狭いタイプなので、この快楽からは上手く離脱しないといけないと思うようになりました。
そのため、"あの日"以降は推しメンを前にどれだけ「道化」になるかということに注力してきました。
ここぞで照れるように「推しメンですから」と言うことで笑い(繰り返しますがsmileではなくlaugh)を取ったり、AMEBAさんとnuanceメンバーを往復して一人チェキダブライズをしたり、新しいゲーム作りに注力してきました。
そういうわけで関係性の麻薬は道化になることで覆い隠すことはできそうなのですが、次の段階ってなんだろうと思うことがあります。
それについては先日お会いした、ある尊敬すべきオタクの方(非アイドルオタク)からアイドルオタクはアイドルとの関係性をゴールにしないで例えばローカルアイドルとかが地域の魅力を発信したならそこにコミットするべきじゃないかという趣旨の発言をされていました。
この発言のアイドルとの関係性を目指すべき方向性にしないという部分に大きく共感した自分は何か別の方向を模索することとしました。
もちろんクロスノエシスさんは4thワンマンライブを見た人には分かりますが、コンセプト作りの密度がたまらないので、関係性がなくても音楽やライブだけを追っていってもきっと楽しいと思います。
が、AMEBAさんを「推す」という気持ちを箱推しという形でごまかすところにはもう後戻りはできません。
一つの処方箋として最近はAMEBAさんの生き方に興味を持ってきました。
AMEBAさんはブログを読めば分かりますが、時折デトックス的に自然の中に身を置き、伊豆大島で過ごしたり、釣りやダイビングなどを行います。
かと思えば都市生活者的にファーストフードに行ったり、家系ラーメンを食べたり、部屋を好きなもので固めたり、朝食が丁寧な感じだったりと、生活という"コト"にすごく重みを置いていて、アニメや漫画にしても気取らずに東京リベンジャーズみたいなわかりやすいコンテンツにはまったり、よく食べよく眠るという健康的で本当に何かに囚われない暮らしをしているように見えています。
少なくとも24時間インターネットに接続してアイドルのことだけを考えてるオタクよりは桁違いに広い世界を感じながら生きていて、そして人生で得たモノをアイドルという形で還元しているようで、なにかこう純粋に尊敬できることに気づきました。
作詞家としての面を見てもすごく素晴らしいエピソードがあるのですが、こちらについては発売したばかりのBRODYを読んでいただければと思います。
推すことは当然知ることであって、そして知ることは学ぶことに繋がっていき、学ぶと言うことは師として接することになるのではないか、それがオタクが関係性の麻薬に溺れずにオタクとしての自己を超えていける足がかりになるのではないのかと思うのです。
アイドルが推しメンになるとき、それは好きになったと確信した瞬間ではなくリスペクトを持って接せるようになった瞬間ではないのかと今更ながらそう思うのです。
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さて、ということで、心境の変化について若干まとまりを欠いた内容になってしまいましたが、今後はリスペクトを持った"道化"としてAMEBAさんに接していこうとそんな決意とともにclosingに入っていこうと思います。
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最後に....
今思えばこの往復ヲ書簡は青山月見ルで行われたクロスノエシス単独公演「幻日」の日に始まりだいたい4thワンマンライブ「blank」とともに終了を迎えました。
メンバーがワンマンに向かってひた走るのと同時に我々もまた、(主に自分が)血を吐きながらブログを書き続け、ついにこれが終わる日を迎えることにある種の安堵と感動と寂寥感すらあります。
反省点としては自分があまりゲバラさんの深層を引き出すことが全然できなかったなというのがあり、結果ゲバラさんからひたすら殴られ続ける内容になってしまいました。
もっと過激なプロレスを期待していた読者の方にも申し訳ない気持ちがありますが、聡明なゲバラさんのことなのできっと、最初から自分の急所を突きまくって臓物を引きずりする残酷虐殺系コンテンツになることは始まる前から分かっていたのかもしれません。
本年は自分のオタク人生の絶頂期を与えていただき、改めてありがとうございました。
個人的にはAMEBAさんという若干長くて呼びにくい呼称問題がまだ残っていますが、これについては2022年の課題として繰り越しさせていただければと思います。
もしもまた、これに懲りずに新しいゲーム作りが浮かびその候補に自分の名前がまだあったら気兼ねなくお声がけください。多分懲りずに二つ返事でOKしてしまうと思います。
それでは良いお年を!
バイチャオ!
11月の振り返り ノマド
2021年11月の振り返りです。
11月は相変わらずお仕事が忙しく、逃げ出したくなることも多いが会社はすでに辞し、逃げ場のない自営業なので自分かプロジェクトどちらかが先に死ぬかだという覚悟で進め一億火の玉だった。
火の玉というか火中に飛び込む弾丸だったのかも知れない。
とはいえ会社員の頃からそういう働き方をしていたので、同じ火中に飛び込むにしても得られる栗が美味い今の方が全然ましだと思うし、プログラマーとして大成できる見込みがない自分としてはこういう身を削る生き方が信頼を得るための生存戦略なのかも知れない。能力の低いソフトウェアエンジニアに仕事は難しい。
また、今の仕事はかなり融通が利くので遠征先のホテルから仕事したりするなどノマドワーカー的なことができているのでありがたいと思うし、実際今月は土日大阪〜月火東京(月曜日はホテルから仕事して翌日ライブ)のようなことができたので、今の仕事になるべく食いついていきたい。
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10月の末に開催されたアイドルさんとのあれこれですっかり”たが”が外れてしまい、リミスタ(インターネットサイン会)で自分が呼ばれているところ(色々あって大冷やかしを受けている)を繰り返し見るなどしているうちに、この快楽に溺れたら自分はモンスターになると感じた。*1
アイドルだけにとどまってはいけない。ここでノマドワーカーの自分としては遊牧民(ノマド)たちがなぜ移動するのか思い出す。
彼らは遊びを求めて好き勝手に移動してるのではなく草を食べ尽くさないように移動しているらしい。
自分もアイドルを摂取しすぎてモンスターになる前に身の置き所を少し動かそうと思って映画館に向かった。
アイの歌声を聴かせて
個人的には竜とそばかすの姫がやるべきこと(家族の活躍シーンを入れる、ミュージカルシーンを入れる、余計なキャラを出さない)をやれていた作品だったように思う。シナリオ的には好み。
ただ、同じ監督のイヴの時間でのロボットが喫茶店で余暇を楽しむという設定の方が思想的には今回のものより進んでいたような気もする。
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他にも色々映画を見ようと思ったが、コンテンツであふれてる今、とりあえずどこから手をつけて良いのか分からないので押井守の映画50年50本という本に出ている映画を見ていくことにした。
が、結局この中からはブラックホークダウンとボーダーラインしか見れなかった。
暴力はいい。人間の非人間性の中にこそ人間を感じる。野生動物よりも人間の方が非人間的だと思える。
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小説
多分キングダムでは悪役っぽく描かれているだろう(見てない)呂不韋の若い頃を書いた小説。
この呂不韋というのは始皇帝の実父という疑惑があるぐらいの男なので、やたらめったらモテる男として描かれている。そのくせ自分はモテる自分に溺れずに、人生について考えたり、弱い人々をどうやって救うかばかりを考えている意識高い系人間なのでどうしようもない。
そういう話なのできれいな女性を表現する文章がたくさん出てくるのでいつかアイドルさんを表すときに使いたい。
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メガネを8年ぶりに変えることにした。
それに当たって視力検査をしてもらったら乱視も入っていると言われた。アイドルに狂って心が乱れていただけでなく目も乱れていたのだから、自分は一体何を見て何を感じていたのだろうかと思う。
メガネを新調したことでよく見える目で世界をしっかり捕らえていきたいが今までSD画質(体感)で推しメンを見ていたのが8K画質(体感)で推しメンを見たらますます心が乱れるのではないのかとも思う。よく見るということは難しい。
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なんとなく古典に触れようと思って聴いてみた音楽。
なんとなく聴いているせいもあるが何も感想が出てこない、内山結愛さんのレビュー力の素晴らさに感嘆するしかない。音楽無知な楽曲派*2に音楽は難しい。
今月一番聴いた音楽
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アイドル
クロスノエシス大阪公演(kolokolとのツーマン(昼)と単独公演(夜))を見に行った。
ひたすら多動していたら、良い感じにノッてたよねと言われ恥ずかしく思う。
大阪でもその数日後のidoriseでもそうだったが、とにかくメンバー全員がライブ中楽しそうで、ワンマンに向けての仕上がりを感じるしawakeという曲が良いタイミングで良い感じに入ってきたなぁと思う。
が、肝心の自分は多動でライブの記憶が消し飛んでいるのでどうしようもない。多動にライブレポは難しい。
awakeはみんなで盛り上がる系だが下世話になった感じはまったくせずクロスノエシスが持つ壮大なテーマも失われてはいない。
大阪で発表された新曲のタイトルはArk、箱船を意味する単語を選ぶところがたまらない。仲村さん作詞は中二心(失礼)をくすぐるセンスがあるので好きだし、今のアイドル界隈にこういう大きなものと接続しようという心意気はあまりないのではないかとも思う。まぁ、アイドル知り尽くしてないのでいうことではないのですが。
今月の一枚
おちゃらけた感じが欲しかったがそれでは抽象的すぎると思いnuanceのわかたん風でと添えたら予想以上にいいものが出てきた。
その一方で、AMEBAさんのメインキャラである麗しさにきちんと向き合っていきたいという思いもあり、オタクにチェキは難しい。
そして、この記事もアイドルから少し離れて回遊しようという試みから始まったがあまり回遊することなく結局アイドルに返ってきてしまうのだから農耕民族にノマドは難しい。
【往復ヲ書簡】#6)だらくいんからゲバラさんへ
ゲバラさんへ
あの日 僕は思い出した...アイドルを推しメンと呼ぶ快楽を…
AMEBAさんを推しメンと呼んで以来、特典会でたまに意を決して「推しメンですから」(照)
みたいなことを言うたびに推しメンの笑顔(Smileではなくlaugh)が見れるようになったので、良い感じにネタに消化できてガチだけど適度にネタなよい関係を築けているような気がしております。しかし、一つのネタでいつまでも笑いが取れるとは思えないので用法用量に気をつけていきたいと思います。
そしてすべてを仕組んだゲバラさんはさすがにCIAのアイコンと同じハクトウワシだけあるな...とすべてを思い知らされました。
さて、質問の回答ありがとうございました。
推しメンの条件について
③周り想いな人
LAKEさんが早くAMEBAさんを推しメンと呼びなさいと叱咤してくださったことを思い出します。
すでにブログに書かれていることを読んで頭がもげるほどうなずいてしまいました。
常に新しい刺激を求めるオタクとそれを提供し続けなければならないアイドルの関係性の緊張感、そして推すことがしんどくなってきたときの処方箋として違うことをするなど、とても素晴らしい内容でした....。
この先、疲れた時はあのブログを読もうと思いました。
というところで質問に答えていこうと思います。
「声優ヲタク界隈とアイドルヲタク界隈の違い」という大変危険なテーマですが 、自分は2016年1月に初めてアイドル現場(BiSH)に連れて行かれたあとに書いた「声優オタクがアイドル現場に行ってきた話」というブログでプチ炎上を起こしたことがあります。
6時間で8000アクセスという、今書いているブログの10年分のアクセスを叩きだした結果、エゴサをして出てくる感想が「やりなおし!」「キャバクラ行け」「声優オタクが最初のアイドル現場でBiSHにいくのは動物を見に行きたいからっていきなりサバンナに行っちゃうようなもの」などといった反応があり、さらには内容をよく読んでいないオタクからクソリプが着始めたので、その時点で慌ててブログを消して鍵垢にするという事態になり、飯も喉を通らず、一週間ツイートすらできないという事態に陥ったことがあるので、大変恐ろしいテーマですが、中身が過激でもタイトルが弱ければ炎上しないというインターネット老人の経験から好き勝手書いていこうと思います。
さて、早速好き勝手書いていこうと言った矢先ですが、ここで一つ思い出します。
自分は声優オタクとしての知識が2016年頃を最後にアップデートされていません。
鬼滅ブームでTVに出まくっていたという鬼頭明里さんにしても?誰?ブレンド・Sの金髪の子だっけ?あたりが最後の記憶になります。
老人が古い知識を自慢げに語ることほど恥ずかしいことはないと思っていますし、当時の一部先鋭化した声優オタクのメンタリティや異常性について話すことはネタとしては充分に面白いと思っていますが、世界珍百景程度の話ですが、とりあえず自分とその周辺について思い出しながら書いてみようと思います。
接点の多さ
声優オタク界隈の良いところはとにかく接点が多いので流動が見込める点にあります。
アニメやソシャゲの増加と比例して声優さんの露出量というものは明らかに増えていますし、番宣アニラジのようなものも整えられていました。特にインターネット対応が早く、音泉というアニラジ配信ポッドキャストのようなサービスが2005年には整備されていたというのは驚くべき早さだと思っています。
また、超A&Gというだいたい文化放送のアニラジ枠と同じものが流れるインターネット配信サイト(超低画質動画付き)もありアニメオタが声優に流れるルートというものが用意されていたように思います。
ラジオと声優さんの親和性は恐ろしく高く、はきはきとよく通るアニメ声を聴いてるだけでも快楽が刺激され、結構個性的で、粗製濫造されて見たことあるようなアニメキャラたちだらけの二次元よりもリアルな人間の方が多様性と面白さに満ちていることに気づいていったという経緯はあるかも知れません。
また、声優グランプリ、声優アニメディア、声優パラダイスといった雑誌も豊富だったり、当然アニメディアやニュータイプといったアニメ雑誌にも数多く登場機会があります。
その後もニコ生出演など、元々声優というジャンルが裏方であったが故に当時まだ日陰者であったインターネットの力を借りれた、というのはあるかも知れません。*1
しかし、自分はそんな中でも現場主義だったのですが、当時の先鋭化したオタクたちのメンタリティは全通を目指すのは当たり前、CD・DVDは積みまくる、特典会がないので認知のために一歩でも前に出る。アーティストデビューしていてツアーなどがあるならグッズも全部そろえるのが当たり前*2とにかく推しにつながるすべてを確保していないと満足できないような、そういう異常性に満ちたところでしたが、それでも自分の推していた声優さんは役者寄りでアイドル寄りではなかったのでまだまともな現場だったのかも知れません。
声優とアイドルの中間点としてのi☆Risなどについては有識者がいれば訊いてみたいところですが...
ちなみに飲シャン*3やママ会、ライブ会場でゴキブリをばらまく、サイリュームを放り投げる...等など声豚異常行動は無限に列挙できますが、それではただのゴシップまとめサイトになってしまうので、単純に数が増えたので変なのも出るよねぐらいにとどめておこうと思います。
そういう訳で声優オタク現場がブルーオーシャンからレッドオーシャンに変わっていく中で声優オタクたちは疲弊し、その日にふらっと行けてる、宝くじを購入させられない元本保証の楽しいアイドル現場に流れていったのはまた別の話...
ということで、僕の声優オタクのメンタリティについて色々話を削りながら書いて行きましたが、おそらくゲバラさんの考える本当の問題は
昨今のドルヲタ界隈はマスの熱量が下がっている一方で「特定の推しグループにしか興味がない」という専ヲタが増加し、全体的にタコツボ化しています。
そのため、演者の絶対数に対してファンの分母が大きいイメージの声ヲタ界隈との共生で、変化を得る道はないかと考えました。
にあると思うので、こちらに関して考えていきたいと思います。
また、ここで考えるドルヲタ界隈というのは僕が分かる範囲で、要するにエクストロメに出るようなライブアイドルという範囲に狭めさせていただければと思います。
そもそも「特定のグループにしか興味がない専ヲタ」が思いっきり自分のことなので、自分自身、オタクの流動性を下げてる社会問題の一因なのですが、自分なりに原因は三つあり
①オタクのキャパシティ不足
単純に推しに使えるキャパが少ない。
日本がもっと働き方改革が進んで可処分所得・時間を増やすというのが必要な気がしますが、ここでは議論しきれないので辞めておきます。
②接点がない
声優人気の一つにアニメ・ソシャゲとインターネットという話をしましたが、現在のアイドルグループは基本的には同じようなアイドルグループと対バンし続けていて、外の世界と交流できていない気がします。
自分の場合は幸いなことにセンサーの広い知人がいたので、ライブアイドルの世界に足を踏み入れることができましたが、そんな自分も知人から割としつこく誘われ続けて、ようやっと重い腰を上げたぐらいなので、ライブアイドルの魅力が最大限発揮するライブハウスにどうやって連れて行くのかが命題となっている気がします。
この問題に対する回答としては「天体の音楽会」がその可能性の一つだったように思えます。
アイドルだけでのフェスではなく、バンドやアニソン系なども参加するバラエティに富んだラインナップでこういうところにオタクの流動性を上げる可能性はあったように思えます。
また、sora tob sakanaさんはアニメタイアップも取っていて、アニメ・声優オタク層との交差点になっていた可能性も感じておりますが、今となってはこれは望むべくもありません...
③ライブアイドルはインターネットが弱い
ライブ動画などもyoutubeに上がりますが、やはり現場で味わうものよりも弱く、SNS自撮りも例えば超有名コスプレイヤーなどにはかなうべくもありません。歌ってみたなども、例としてあれですが まふまふ のような極めて特異な才能やvtuberたちに太刀打ちできるか?というと難しい部分を感じております。
この問題も結局ちょっとここで回答が出せないので保留とさせてください....
さて、ここで仮に①日本の労働環境と経済が改善されて可処分時間と所得が増えて、②異文化交流の場が増えれば流動性が増すのか?
と考えるとそうでもない気がして来ました。
仮に自分の労働時間が減って年収が3倍になったとして、果たしてあちこちにいくだろうかというと専オタとしてより先鋭化していく未来しか見えません。
ゆるオタを増やすには?
つまり問題点を深掘りしていくと、現在の推し活スタイルの主流である投げ銭というものが機能していないのではないのかと思うことがあります。
投げ銭とは本来、良い演奏をしてくれたストリートミュージシャンや大道芸人に対してお礼のおひねりを入れるもので、決してファン同士の金で殴り合いをするデスゲームでもTOを競うとかオタクの異常な愛情をアイドルさんにプレゼンするための場でもなかったはずです。
自分も特典会に行くときは、音楽やライブがよかったから、活動を続けて欲しいからお礼の気持ちでいく、という建前は捨てていないつもりです。*4
そういう意味でもっとゆるく推せる、応援できる回路があればいいのかなと思っていたりしますがこれ以上思考を進めても答えがでず、また暗黙の3000字縛りが4400字になってしまったのでこの辺にしようと思います。
最後に質問というか一緒に考えていきたい問題ですが、イベントレポートの書き方についてゲバラさんなりの回答をいただければと思います!もちろんそれを参考にクロスノエシスさんの4thワンマンライブの感想を書くつもりです!
それでは おやすMe〜
2021年10月の振り返り コミュニスト
お仕事
会社員を辞めて一ヶ月経った。
継続して行っている仕事は絶賛大炎上で、どうしてPMという立場に収まってしまったのだろうかと思うこともあるが、自分は組織の穴を見つけて上手くそこに潜り込んで生きていくというスキルがあるようで、その収まりどころがプロジェクトマネージャーだったっということだけかも知れない。
要するに生存戦略(ただし総寿命は縮む)
リモート勤務の中でチーム内でのコミュニケーションについて悩んだり、あまりに生産性が低い人は本当に仕事をしているのだろうかと疑うこともある仕事はコミュニケーションだと感じるコミュニスト
アイドル
今月はクロスノエシスさんの新曲awkeが発売されたのでCDを何枚か買った。
歌詞の読解をしようと思ったが詩の読解方法がわからないので頭を抱えている。
10/9代代代さんとのツーマン
幻芒の初披露の日だった。まじで訳がわからなかった。
クロスノエシスさんはライブで多動したいんだけど動きや表情をもっとよく見たいという気持ちもあり、多動欲と地蔵欲がぶつかっている。
代代代さんも楽しく何よりピラニアが回収できたので良かった。
10/9ワルコレ
duo→womb回しで参加
フェスはいろいろなアイドルさんを見れるのがとても良い。
その一方で一番良かったのはやはりクマリデパートさんだった。
どうしてそう思うか考えてみると、自分も関係者だからかも知れない。
数年間遠くから眺めていたからだと思う。
アイドルの魅力の1つに成長の物語があるが成長を見てきたオタクを「関係者」にすることでより楽しめるようにしたエンタメなんだと思う。
思えばクマリさんはコロナ以降フェスではトリやそこに近いところを張れるぐらいになってきているし、そういうのを遠くから眺めてきた自分もまた「関係者」なのかも知れない...
ようするにアイドルってファンを含めたコミュニティを利用したコミュニストなんじゃないだろうか(語弊のある表現、これが言いたいだけ、この話はどこかにまとめたい)
10/10じゅじゅの日『宴』
アンスリュームやPRISMINなど、普段対バンしないだろう珍しい組み合わせで、新鮮だった。
最前の席だったので歌っていないかつ後ろにいるときの表情(筆者はここを重視ししている)もよく見えてとても良い。(アイドル評論家気取り)
AMEBAさんゼロずれだったのだが、ライブ中直視するのが恥ずかしく、最前がいいけど最前はよくないと思った。
クロスノエシスさんのライブはファンとのレスとかで盛り上がるタイプのアイドルではなく、圧倒的パフォーマンスでオタクを支配するタイプだと思うので、目が合う瞬間に僕の顔が演者の妨害にならないかななどと要らんことを考えてしまうので集中力がそがれてしまう。
いっそマジックミラーが間にあるといいななどとすら思う。
特典会でAMEBAさんとチェキを撮った後にせっかくの機会だからと別のアイドルさんにチェキを取りに行って戻った来たら列形成が打ち切られてしまった。
膝から崩れ落ちていたら救済でチェキが一枚取れたが、そのときに、まだ公式発表の特典会時間が残っているのに〜と恨み節みたいなことをつい口走ってしまったのは本当に良くなかった、ただただ救済ありがとうございますと泣き崩れるべきだったと思う。
この日、僕がAMEBAさんを推しメンと呼ばない問題についてLAKEさんが気にしているという話を聞く。
また、この日は数年ぶりに知人と会ったりして、オタクつながりの楽しさもまた感じた
10/19 インターネットサイン会
凡コメで終える
10/28 インターネットサイン会
翌日が自分の誕生日だったのでお祝いしてもらいたいという良くない欲望に突き動かされて、メッセージを送るついでに年齢当てクイズにしたが、わかりにくい内容だったので、良くなかった。
なぞなぞを送るならもっとわかりやすさを詰めれば良かったと思う。後、自分は実年齢より若く見えるらしいのでその辺りも添えておけば良かった...
この日、LAKEさんにAMEBAさんに向かって推しメンとちゃんと言いなさいとお叱りを受ける。
10/29 リリイベ錦糸町
腹をくくり、ついに推しメン宣言をする。この辺の件は別途まとめていきたい
10/30 レイクタウン越谷
推しメン宣言から一夜、オタクに冷やかされる。
何人かのオタクたちと会話するのが楽しくてコミュニティの楽しさを感じる。オタクはコミュニストかも知れない。
アイドル側からしてもコミュニティにきちんと入れるオタクというだけで安心感が多少増しているだろうなとも思う。
10/31 インターネットサイン会
推しメン宣言から二日、他のメンバーにすさまじい冷やかしを受けて、恥ずかしさに穴に潜りたくなるが、反面心地よさも感じていて、アイドルとの関係性はトバないLSDだと思う。(実際トンでるかも知れないし脳が破壊されている可能性もある) 用法用量を守っていきたい。
アイドルが推しメンになるとき
上記のタイトルのミニコーナーを作ろうと思ったが記事としては長くなりそうなので今回はスルーで...
見た作品
- 陰謀論のオシゴト
いろいろな陰謀論(マヤ暦や地底人、ケネディ暗殺など)が実はある企業によって取り仕切られていたとしたら?というドタバタを描くコメディ
日本人にはわかりにくい部分もあるけど、面白い。
ただ、中盤以降翻訳が荒くなっていくの見るのがしんどい(国家→国歌のタイプミスや てにをはの間違いなどが目立つ)
こういうアニメって日本でも作ればいいのになぁと思ったりすることもある。
来月はオシゴトが少し楽になると良いなと思う...
後はハッパ(アイドルさんとの関係性)よりも自分がそこにはいないコンテンツにひれ伏せていきたい。
参考文献
【往復ヲ書簡】#4)だらくいんからゲバラさんへ
ゲバラさんへ
まずは、回答ありがとうございました。
ゲバラさんの某本さんに対する接し方におそろべき打算があり、オタクという本来情熱で生きる生物の裏にある冷徹さから、コンテンツの前では無知なまま情熱のあるがままに接するべきという自分の中の縛りを破壊されたような感じがして、オタクあるべき論のブレイクスルーを感じております。
しかし、自分が破綻しない程度に推すこと、持続可能な推し活目標を建ててそれを遂行することこそ、推しに対する誠実な態度なのかも知れず、オタクとして生きることは過酷で、怠惰で安易な欲望に流されるオタクがオタクであり続けることは難しいというある種の逆説すらも感じました。
ちなみに、質問の経緯をお話ししますと、去年メジャーデビューを果たした某のダンスの十束さんに対して、推しメンと心に決めながらもグループ自体のライブが減ってしまったり、特典会がオンラインしかなかったり、僕の気持ちをつなげ止めて欲しいという気持ちで行こうとしたライブがcovid-19の影響で前日になくなってしまったりと機会がことごとく奪われ、接点がなくなっていく中で気持ちもまた薄れていくことに罪悪感を感じていたのですが、点で考えるということを受けて少し楽になった気がします。
また、自分の推しメン's(なぜ複数形なのかは後々判明します...)の一人である十束さんは圧倒的アイドル力で多少時間が空いてしまったとしても受け入れてくれる度量がある方なのでどこかでまた推せる機会を待とうと思います。
さて、ここからは前回の質問である推しメンにして欲しいコスプレという質問に回答していくところなのですが、全世界3人ぐらいの読者様に向けて説明が必要な事態が発生しております。
前回のヲ書簡で
>正式に推しメンと呼ぶ楽しみは、この先の長く続くヲタ活のどこかに取っておこうと思います(イケボ)』という完璧なリターンエース
を決めた僕ですが、これをジャッジする審判団(主にクロスノエシスさんの他メンバーさん)の不評を買ってしまい、10月28日のリミスタメッセージで、推しメンは誰なんだ?はっきり言ったらどうなんだと詰められ、これ以上この問題を棚上げすることは自分の風評に影響すると思い、覚悟を決め、自分の誕生日である10月29日に錦糸町にて、AMEBAさんに対して正式に「推しメン宣言」をさせていただきました。
この件につきまして読者の皆様からも、もっと粘ると思っていました等の感想をいただき、皆様の期待を裏切ることになってしまい、申し訳がないという気持ちもありつつも、前回、時はいつ満ちるかわからないとも言っており、まぁそういうことになったので11月からの新章突入に期待していただければと思います。
ちなみにガチ恋ではありません。
もしかしたら実質ガチ恋かも知れませんが、そこに未来はないと思っているので、毎日のように自分は普通のオタク、普通のオタク、アイドルを前にすべてのオタクは平等と念仏のように唱えております。
オスを殺してオタクであり続けることは難しく、この年になってくると確実に死に向かって走っているという事実が見えてきていて、精神的な死というゴールにたどり着いた瞬間、僕はインターネット異常者というモンスターになってしまうのだろうなとも感じ ていて、念仏を唱えることで精神の死を少しでも引き延ばし、オタクとしての持続可能性を凡オタでありたいという精神に求めています。
と、毎日念仏を唱えている僕の推しメン(名実ともに)であるところのクロスノエシスのAMEBAさんに着て欲しいコスプレTOP3について回答していこうと思います。(煩悩全開)
これについて色々考えたのですが、推しメンに対する煩悩が足りないのか、普段自分が関係性に関する妄想しかしないせいか、二つしか思いつきませんでした。
能力の限界なのでお許しください。
2位. ミュシャ風の衣装
awakeのMVを見て、各メンバーがライトをバックにして映し出された横顔を見たときに思いました。
AMEBAさんパート少なくないか!?
あれをもう少し発展させていってこういう感じで横顔で美を追究して欲しいという謎の思いがあり、そこで思い出したのがミュシャです。
僕が持つ数少ない絵画知識からひねり出しました。
こちらはAMEBAさんの絵画的美をさらに伸ばしたいという欲求からのものです。
1位.デコラ・まに
🌈デコラ・まに🌈 pic.twitter.com/yOVu6c2UcD
— 間宮まに@ヤナミュー (@mani_YSM) 2021年7月19日
カラフルで可愛い服を着て欲しい!!!!
まさにこれに尽きます。
しかし、ただ可愛い服を着てもしょうがない、なにか近しい参考になるサンプルが欲しい。
スタイル的に近い間宮まにさんの衣装なればこそできるのではないのかと思います!
AMEBAさんはその完成された麗しさから、どうしても「美」というものが重視されがちでお召し物も落ち着いた色合いが多く、自撮りなどもキメ顔系が多くなってしまっており、もちろんそれは素晴らしいのですが、何かこう自分をもっと解放して新しい扉を開いて欲しいという妄想があり、また表情も普段メンバーといるときにできてるような笑顔を引き出したいという思いから一位はkawaii系カラフルファッション+笑顔となっています。
妄想とはあり得ないことですが、この妄想は創造につながる妄想だと思っています。
ちなみに、笑顔がいけるという判断はこちらの動画にて確認済みです。
横浜デート pic.twitter.com/MNgZX6a6Qg
— AMEBA (@CRNS_AMEBA) 2020年12月11日
没ネタ
①巫女服+旧制一高の衣装
これは天の血脈というほとんど知られていないマンガの一シーンなんですが、時は明治、由緒正しい巫女さんが旧制一高のマントと帽子を被るという、記号てんこ盛りのフェチズムに感動したことがあり、いつかどこかで誰かに着て欲しいのですが、それがAMEBAさんに似合うとかどうかという最終的な判断が下せませんでした。
没ネタ②
上記のつながりで旧制一高の制服+日本刀ということも考えましたが男装路線はすでに開拓されつつあるので、今回は没ネタとさせていただきました。
没ネタ③
僕の謎の性癖として前髪が眉にかかってる部分に萌えるという説明不能なフェチズムがあるのですが、衣装とつながらず、今回の質問に答えることはできませんでした。
半袖だ pic.twitter.com/7cRTh7EbgO
— AMEBA (@CRNS_AMEBA) 2020年5月5日
前髪×眉という謎の性癖覚醒カタルシスを起こした一枚
ちなみに、LAKEさんの弓道着、想像しただけでも素晴らしく、思わずLAKEさんに弓道着を着て欲しい!!というタイトルでクラウドファンディングを始めてしまいそうになってしまいました。立ったら5000円入れます。目標金額は50万円です。
さて、最後はこちらからの質問ですが、ゲバラさんはすでに完成されたオタクという感じがしていて、自分が質問で何を引き出すのか、引き出す余地はあるのか、色々考えた結果、ここは素直に勉強させてもらおうと思いました。
「推しメンの条件は何か?」というものになります。
ちなみに僕の推しメンの条件は、
①まだ世間にはあまり知られていない魅力があること
②常に自分の予想を超えてくること
③オタクを傷つけないこと
というものがぱっと浮かびました。
①については、初めてAMEBAさんの特典会に行ったときにtwitter認知があったというところで、一見してアイドル感がないAMEBAさんに実はオタク認知力というアイドルの持つべきスキルが備わっていたことがありました。
また、色々不思議なところがありながらも実は楽しいことや面白いことが好きな普通の女の子的な側面があったりと、そこに惹かれていったという経緯があります。
②については髪の毛の色をここ数ヶ月で次々と変えていったり、大昔の記事では好きな本に「寺山修司の詩集」と書きながらも、最近では東京リベンジャーズにはまると言った普通の側面が出てきたりと常に予想を超えてくるところに魅力を感じています。
③については、いわずもがな、長くオタクをやっているとアイドルの解散や卒業、それも悲惨な形で行われるケースも多く見聞きし、こうした中で長く推せるグループやメンバーをしっかり見極めたいという思いがあります。こちらについてはekoms所属という時点で信用と信頼しかないのと、後はここ一年の言動で見極めたとう感じがあります。
それでは、期限を過ぎてしまい、大変ご迷惑をおかけしましたが、ヲ返事お待ちしております、おやチュル!