2017年も終わりです

2017年も終わるので色々と振り返ろうと思います。

 

○去年のブログを振り返って

 

daradarachang.hatenablog.com

 

来年には種田梨沙さんが自分のやりたい仕事だけに復帰出来ることに期待して2016年の終わりを迎えようと思います。 個人的な目標としては一度リフトで上がってみたいなという思いもあります。 それではみなさま、良いお年を

 去年のブログの最後に書かれたのがこれでした。

種田梨沙さんは無事復帰を果たしました。

イベントやニコ生で疲労することもなく役者活動をゆっくりですができているようで良かったです。個人的にもごちうさの舞台挨拶で種田さんのお姿を拝見することができて、まだまだ予断を許しませんが来年も体調に気をつけてゆっくりでも仕事を続けて頂ければ良いなぁと思います。

 

○リフトで上がってみたい

こちらは達成出来ませんでしたが、なかなか地方にいてわちゃわちゃ現場に行く機会もありませんし、まぁこちらはこれでも良いかなとも思いますがレクリエーション現場で汗をかくのも楽しいだろうなぁと思います。

 

首都圏のアイドル編

今年はMaison book girlとフィロソフィーのダンスの現場に通うことができて良かったなと思います。

地方民なので頻繁に通うのは難しいのですが二〜三ヶ月に一度は行きたいなぁと思いました。

アイドルの世界は色々な大人の介入がなくてプロデューサーのやりたいことをそのままできるからこそ魅力的なものが生まれるのだと思います。

今日本のクリエイティブの中心はアイドルではないのかと思います。

地方のアイドル編 

長野にアイドルいないと思っていましたが、探してみたら結構いました、Google検索で見つからないのはHPがなかったり誰もまとめを作ってくれなかったのが原因のようです。

その中で彩音姫ななせちゃんという子に出会い、長野では推し続けられそうな子を見つけることができました。

その子がプラハに行ってポップカルチャーとトラディッショナルな文化、両方を伝統している姿はとても感動的で、恐らく色々なエモ要素があるのもありますが今年一番の現場になりました。

もしかしたら来年はトリノに行くかも知れません。

 

オタク編

今年最も収穫があったのは優秀で楽しいオタク達と出会えたことでしょう。

中でも京都大学東京大学のおもしろオタクと飲む機会に恵まれたのは本当に良かったです。

ちなみに僕は彼らが高学歴だから好きなのではなく、普段の言動がとても魅力的でオタクとしての言動で好きになりました。

もちろん古い知り合い達とも親交を続けていられていますし、自分が通う先がアイドルでも声優でもそれを触媒として楽しいオタク達と飲めればもうそれでいいなということをこの1年で思いました。

来年への展望

来年の目標はアイドルよりもアニメに重きを置いていきたいと思ってます。

というのも平成も残すところ1年4ヶ月です。

平成という時代をきっちり終わらせるためにも平成の見るべきアニメをしっかり見直しておこうと思います。

 

首都圏のアイドルに関しても適当に通いたくなったら通う程度には行こうかなと思います。

声優に関してですが伊藤かな恵さんのライブが来年控えていますので、どんどん成長を続けるかな恵さんの姿を拝見出来ることに感謝して来年を迎えようと思います。

 

Maison book girl 『Solitude HOTEL 4F』感想ブログ -ブクガの紡いだ仮想現実の世界

時間を忘れて没入する体験は誰にでもあると思います。

それは面白い小説を読んだり、アニメを見続けてしまったり、ソシャゲでクエスト消化に勤しんでいても起きることでしょう。

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*1

 

今回ブクガ(Maison book girlの通称)が作り出した世界は非常に没入が高い、ブクガワールドとも言える仮想現実*2であったように感じました。

そこでは時間も物質もすべて現実とは持って異なる何かで構成されていてとても楽しく、高い没入感と共に時を過ごすことができました。

ライブは非常に密度が高く、その情報量をすべてまとめることはできないので、自分が良いなと思ったポイントだけ抽出して挙げておこうと思います。

 

 

ライブの詳細について

ライブの詳細についてはこちらの記事にまとまっているので興味のある方には是非読んで見て下さい。

多分ブクガをわからない人には何を言っているか分からないし、知っていてもよく分からないかも知れません、だって参加した僕にすらよく分からないのですから。

natalie.mu

 

rooftop.cc

 

あと個人的にセトリをまとめて下さっている方もいます。

 

基本的にはモニターに映し出された時間が現実の時間からずれて巻き戻ったり進んだりして、舞台上ではその時間に合わせた演出が行われていたのだと思います。

 今回注目したい点は時間軸というどうやってもなかなか現実から切り離せない要素を見事に現実から引きはがしたより現実から切り離された、独立性の高い、別の世界を作ってみせたところにあると思います。

以下はサクライケンタがライブ会場を異世界にするために行ったと思われる演出をいくつかピックアップしてみました。

個人的お気に入りポイント① 体験を再現する手法

ライブの終盤、日付の表示がブクガがデビューした2014年の日付になってその時と同じ曲を同じ衣装で歌ったのですが、その際にはライトを演者に一切当てず、顔が全く見えない状態でした。

初めてブクガを見たときの観客の体験、誰だか分からないけど不思議な曲を歌うアイドルグループがいるぞって言う当時のオタク達の体験をなるべく再現させるために顔も分からなくする=誰だか分からない状態にする(厳密にはシルエットで判別可能ですが)演出だったのかなと思います。

 

個人的お気に入りポイント② MCパートは現実とリンクしてる間のみ

MCは序盤にちょっとだけありましたが、その時は時間が現実とまだリンクしていたときでした、つまり、その時点ではまだ四人は物質世界(=現実)の女性であったのだと思うのです。

だから現実の話もできるし年末という現実の時間軸の話をすることが可能だったのだと思います。

だからこそブクガワールドに世界が変わった後では、MCをはさんで、現実に戻るようなことはしなかったのでしょう、僕自身もブクガワールドには一個人としての矢川葵ちゃんも、井上唯さんも、和田輪さんもコショージさんも不要だと思ってます。そこにはきっと音楽と物語しかないのでしょう。

また、最初のMCタイミングで6時間でもライブをやるという話を冗談めいて話していましたがあれってもうこれから行くブクガワールドには時間の概念は崩壊するぞって言う予告だったのかも知れません。

 

個人的お気に入りポイント③ 時間を逆行させることで混乱させる手法

faithlessnessでの歌唱の停止、そして舞台の隅に置かれていた扉から光差すどこかへの移動(舞台からの退場、僕はこの瞬間、鳥肌が立ちました)、その後の14daysでの時間の流れの逆行*3

この辺りは解釈次第ですが、現実世界からブクガワールドへの移動が始まったのがこのタイミングで、この時にブクガワールドに移動して正しいライブが始まったと解釈するのが妥当かなと思います。

これ以降はもう全くなんだか分かりません。*4

とにかくそこでは時間軸が通用しない全く別の世界に移動したので現実世界での想像力しか持たない僕には解析不能なものなんでしょう。

 

個人的お気に入りポイント④ すでに肉体すら存在しないような演出

中盤、完全にブクガワールドに移行した後、彼女たちの衣装のせいでしょうか、レーザーが当たると衣装がチカチカと光ったように見えました、それはまるでゲーム内のポリゴンで作られたキャラクター達が光線銃を浴びるとそこのポリゴンデータが壊れるかのように見えました。(例えが分かりにくいのですが、電脳コイルという作品での仮想現実部分が点滅したりする演出に近いかなと思います。))

ここはブクガワールド、肉体というか物質はすでに存在しないよって演出に見えたのは考えすぎでしょうか

 個人的お気に入りポイント⑤ karmaの使い方が上手

www.youtube.com

こちらはkarmaという曲のMVですが基本的に都市の風景を車窓から覗いた風景が続くだけで、あまり面白みがないMVだなーと思っていたのですが、ライブではこの曲に合わせて表示されていた時間がどんどん遡っていく演出が行われました。

karmaのMVで見せた水平移動を時間軸の移動に錯覚させることでこのMVの効果を最大限に引き出していたように思いました。

 

個人的お気に入りポイント⑥ リアルワールドへの帰還

ライブが終わって時間が現実にリンクした後に映し出されたのは我々客席の姿でした。
ここで思い出したのは押井守Avalonという作品です。

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映画はゲームの中の現実も我々が現実と呼ぶ空間もどちらがリアルか分からない。

ゲームの中がリアルで現実と呼ばれる部分がゲームでもそこに何の不都合もないという話で、最後には「welcome to Avalon」 という表示がされ、観客にここはゲームなのかも?と問いかける終わらせ方をしています。

詳しくはWikipediaをご参照ください

アヴァロン (映画) - Wikipedia

 

最後に自分達が映し出された理由ははavalonのようにここがゲームか物質世界か?という問いかけではなく、きっと物質世界に回帰をさせるためのものでしょう。

昔ディズニーランドに詳しいオタクに聞いた話ですが、ディズニーランドには鏡というものがあまりないそうです。

その理由は、自分の顔をみて現実回帰せずに済むからだそうです。*5

逆に言うと、現実の自分達を客観的に見せたあの演出はここはもう皆さんが暮らす物質世界(現実)ですよ、もうブクガワールドはここにはありませんよということなんでしょう。

だからこそ、二度にわたるオタク達のアンコールにも応えなかったのでしょう。
ちょっと嫌みったらしい感じもしますが、全てはサクライケンタの手のひらの上ということでしょうね。

まとめ

ブクガの魅力はその圧倒的なサクライケンタワールドに没入出来ることだと感じました。

例えるならsound horizonなんかが近いと思いました。

あれはRevoという一人のオタクが創りあげた音楽と物語の世界に没入させるために徹底した作り込みと密度と演出を行います。そういったものに近いのかなと感じました。

映画やドラマといった映像の世紀が終わり、すでに人々の渇望は体験へ向かっているのというのは現代社会の常識ですが、その人々が求める渇望を2000円払って女の子とチェキを取ることから、サクライケンタ世界体験旅行ツアーに持ってきたことはブクガの大いなる成果のように思いました。

ブクガはアイドルにカテゴライズされていますが。

一般的にアイドルと聴いてみんなが思い浮かべるもの、例えば、可愛らしい衣装で揃えた女の子達が恋の歌を歌うのを周りのオタク達が大声を張り上げて盛り上げるようなものではなく、むしろチームラボが作る体験型現代アートの方が近いんじゃないかと思いました。

 

もしこのブログを読んでブクガに興味を持たれた方がいらっしゃったら、アイドルに行くという感覚よりはディズニーランドに行くとか4DX映画を見に行く方が感覚としては近いと思います。

でも所詮アイドルでしょ?などと思わずに観劇する気持ちで是非参加して欲しいなと思いました!

 

6月23日にはきっとなにかがありそうなので是非とも参加しようと思います。

 

最後になりますが、終演後ロビーにばらまかれていた紙のギリシャ語部分だけ解析してくれたオタクがいるのでそちらに興味のある方はご覧下さい(筆者は能力の都合でこの件についてはオミットしました)

 

s-mar31.hatenablog.com

 

 

 

 

*1:画像はサクライケンタ氏のツイートhttps://twitter.com/sakuraikenta/status/946385165495910400より拝借

*2:仮想現実という単語はVirtualRearltyと訳されるが、これは誤訳で本来の意味ではほとんど現実と同じというのが正しい意味ではあるが、VR開発の世界においては仮想現実と誤って訳されたことでむしろ日本では独特の世界が作られるようになったという意見がある・・・のだが肝心の一次ソースを見失ってしまった

*3:ナレーションではn日前というアナウンスと共に時間が1日ずつ遡っていったがこれは明らかに時間の流れに逆行するようにできている。 n日前を1月1日とするなら、n-1日前は1月2日になるはずであるが、n-1日前を12月31日とするような演出がなされていた

*4:筆者は2週目のライブが始まったとき、どうしたら良いか分からず呆然とライブを見つめていました、きっと異世界に来たことでの混乱と、もしかしたら身体がまだブクガワールドに来ていなかったからかもしれません。

*5:アイドルオタクの人もチェキ帖に移ったアイドルさんの姿を拝見して満面のオタクスマイルになった直後に隣に映る汚物を見て嘔吐(比喩)した経験があると思います。少なくとも僕はそうでした

シルクのベッドで愛し合おう朝まで

タイトルはブレンパワードって2000年頃のアニメのOPの一節です。

「IN MY DREAM」ってタイトルです。格好いい曲なので聴いてみてください。(イリーガルなものならいくらでも転がっています)
この曲を聴いたのは確か15年ほど前、高校生だった僕がレンタルビデオ店でVHSを借りてみていた時だった気がします。

アマゾンプライムで見れるのでお正月とかに是非見てみて下さい。

https://www.amazon.co.jp/dp/B06X6JJZZK/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_mQulAbJ3Q234X

 

それから約15年、未だにシルクのベッドで朝まで愛し合うことのない人生ですがこの惨状を高校生の僕が聞いたら驚くでしょう。

 

というわけで今週は社会福祉協議会主催のパートナーを探そう会に行ってきました。

民間のモノと違って価格が安いのが特徴ですね(男:3000 女:2000)

が、この婚活パーティというシステムはどうにも好きになれません。

システムをざっくり説明すると、ホテルのパーティ会場なんかを使って女性3人、男性3人ぐらいが座っているテーブルが10個ぐらいあって7分ずつ自己紹介やおしゃべりをしたら男は隣のテーブルに移動してまた7分ぐらいお話しをするというの一周するまでやります。

それが終わったら気に入った人の番号を書いた紙をスタッフに渡してフリートークします。

最後に本命の人の番号を書いて両方が一致したら”つがい”が成立おめでとうございます。

という流れです。

軽食も良かったしスタッフの人が発破をかけてくれますし、かなり努力はしているように見えました。

 

が、僕は若い男女の”つがい”を作るのに今の方法論では無理だと思っています。
そもそも、女性と同じテーブルに着かせて、はい、機会は与えたから後はなんとかしてねって言われてもそういう機会、いやそれ以上の異性との交流機会を小学校から大学まで与えられ続けてもどうしようもならなかった男女ですよ。

それでどうしようもならないからこういう場を頼ってきているのに過去の機会よりも厳しい方法でなんとかしてねって言われても僕にはどうしようもないです。

僕のツイッターアカウント渡すからビックデータを深層学習してシンギュラリティしたAIにカップリングを事前に済まして欲しいです。*1

 

ということを察してかどうかは分かりませんが各座席にはスタッフも同席して質問を振ってくれたりしてなんとかして盛り上げようという熱い意欲を感じました。

しかも民間なら結婚成立時には高い金を払わなきゃならないのにこれをきっかけとして結婚に至った場合には現金数万円をプレゼントと言うからすごいですね。

役所は人口減少に対して結構手を打っているような気がします。

 

が、とにかく男も女も年齢層が高い。
僕もおっさんですが、それを超える年齢層。
どう考えてももう出産育児は厳しいのではという感じの方々も多い。

そんなところに放り込まれても全くモチベが出ません。
こんな辛いところは早く出たい、もう二度とこんなところに来たくないという一心だけで過ごしておりました。

幸い一緒に回った男性が空気の読める感じの方で僕がもう一切会話する気力を失っているのを察してか結構他の女性に質問したりで盛り上げてくれて助かりました。

一応、一人だけ、めっちゃ可愛い子がいました。

表情もよく動くし可愛いなぁと思いましたが、僕のゴーストがやべぇぞと囁くので深入りはしませんでした。(可愛くて愛想の良いのにこういうところに来る女性、考えただけで危険が危ない感じしませんか?)

 

フリートークコーナーにはいり、誰とでも自由に話せるようになると、気に入った人4人まで○を付けた紙をスタッフに渡します。
僕は○を付けずにスタッフに渡しました。

自分に〇してくれた女性が2人いました。しかし誰だかは憶えていません。

とにかく参加費3000円を多少でも取り戻すために必死に食べてました。

 

後参加者全員のプロフィールがA3用紙に印刷されていたのですが好きな芸能人有名人に諸星すみれと書いていた人がいたので、参加者の中で唯一面白そうな人だと思ってその人を探してました。

僕はアイカツ!を知らないと言ったら主人公がアメリカ行った話とか帰ってきて?キリヤアオイちゃんというキャラとバトルしたとかそんな話を一方的に訊かされてアイカツおじさんの恐怖の片鱗を見せつけられました。

 

最後はマッチングコーナー、本命の人の番号を書いてスタッフに渡します。

相思相愛ならマッチングというわけです。

 

結果は6組ぐらいでした。

恐ろしいことにマッチングした”つがい”は前に出てコメントを求められていました。

地獄でした。

アイカツ!の彼は無事マッチングしていました。

そして一番可愛い子はマッチングしていませんでしたがフリートーク中彼女レーンが形成されるぐらい大人気だったので連絡先はいくらでも交換していることでしょう。

僕はスタッフの手違いでマッチングしないことを祈ってました。

そして、終わったら早急にホテルを後にして、僕は東京のアイドル現場に行けば良かったという後悔と共にもう二度とこんなところには来ないと心に決めたのでした。

 

 

余談

趣味に映画とか旅行とか書く人が多い割に映画館に言ってる人って全然いなくて去年君の名は。を見に行ったとかそんな程度の人が多いので、もっとこう人間の面白い部分をむき出しにするような、それこそブレンパワードのOPのように人間を裸にするような、そういうシステムにすればもっと楽しいし、気の合う人どおしで会話が盛り上がれるのかなぁと思いました。

何が足りないかというと個人的には場の問題だと思います。

ライブハウスだと千円払ってティーンアイドルと握手してチェキを取るという異常な行為が正当化されるじゃないですか、あれってライブハウスが現実から切り離された異界だからできることなんじゃないかなと思ってます。

シャイな日本人の精神を解放するには地下アイドルのシステムを婚活に取り込めればおもしろいんじゃないかなぁと思います。

フリートークでも意中の女性にお近づきになるのにトークの隙間を狙うというのは辞めてそれこそきちんとレーン形成した方が分かりやすいと思います。

自己PRも映画とか旅行みたいなものじゃなくて映画ならダンケルクimaxで見たとか旅行なら地元のアイドル的な活動してる子を追いかけてプラハに行ったとかそういう具体的なないようにしてざっくばらんに話せればもっと面白い場になりそうだなぁと思いました。

そんなことを考えつつ今年もあとちょっとですね。

ブレンパワードを見つつ家族とは一体何なのか考えながら過ごそうと思います。

*1:分かった上でいい加減な表現をしています

プラハに行ってきました

タイトル通りです。

2017年11月20日近辺でプラハに行って参りました。3泊5日

 

別に一人旅指南とか旅行者のためのメモではありませんが、それを目当てで当ページを開いてしまった人もいるかも知れませんので基本的なことだけで・・

予算:15万もあれば行って帰って観光してお土産買えます。(ただし、11月という観光シーズンオフというのもあります)

飛行機:8万
ターキッシュエアライン、イスタンブール経由でした。
機内食がめちゃくちゃ美味しい上に客室乗務員のイケメン高身長のトルコ人(多分)の方が日本語を話してくれるので全く不自由はありませんでした。

フライトはこんな感じ

成田→13時間→イスタンブール→4時間待ち→2時間のフライト→プラハ

 

宿はこちら

www.tripadvisor.jp

3日で3万(キャンセル時にお金が返ってこない特別コース、朝食wifi付き、観光地の旧市街地から徒歩10分)

部屋も綺麗で朝食も美味しく観光地やスーパー、路面電車や地下鉄の駅が徒歩5分圏内でしかも警察署の前という最高のホテルでした!

 

アイドル的なパフォーマンスを見てきたことについて

こっからが本題です。

そもそもなんでプラハに行ったかですが、地元でアイドル的な活動をしている子がプラハで開催される日本文化を伝える系のイベントに出演すると訊き、ちょっと今年は海外行きたいなぁと思ってもいたのでいい機会なので行ってきました。

 

当日はプラハ市郊外のイベント会場でキャパ500(らしい)はほぼ満員、現地の日本文化への関心の高さがうかがえます。

中では剣舞や太鼓など伝統的な日本文化の演出が行われていました。

僕も一階の一番後ろの列から*1見ていましたが普段は100人も入らないようなライブハウスでしか見たことがなかったので*2これだけの規模と会場で見るのは初めてでちょっとドキドキしていました。

出番が始まると前奏での琴の演奏から始まり、チェコの方々が座る中、いつものオタク達の盛り上げもない中で広い会場を駆け回り一人一人と目を合わせるようにして手を振る様子はとてもエモさ*3がありました。

そして、曲の後半、サビ部分で何十人かの人がフリコピ(ピースを作って腕を振るだけの簡単なものですが)で盛り上がっている姿が確かに見えました。

オタク文化OTAKU文化として伝播した瞬間というのは言い過ぎかも知れませんが、僕にはそう感じました。
そして終了後は誰よりも大きな拍手*4が響き渡っていました。

客と演者が一体となって盛り上がるライブアイドル文化が伝わった瞬間を見れた気がして本当にいいものを見たなぁと思いました。

その瞬間に立ち会わせてくれた数々の偶然に感謝しつつ、後は誇大妄想を書きます。

 

彼女の演出を見ると、衣装は和装をkawaiiにしたようなもので、、曲の冒頭や間奏でも自らの琴の演奏を織り交ぜていて、トラディッショナルとポップなカルチャーが融合した日本文化を伝えるイベントにふさわしいものだったように思います。

 

よく世界が認めるクールジャパンが世界で大人気なんて言説を聴きますが、絶対に嘘で、プラハで何件か本屋に行ってみましたがナルトや東京喰種といった有名どころのマンガがほんのわずかに置かれているだけでした。

文化として根付いているなんてことは絶対にありません。

プラハの街の看板広告はジャスティスリーグ、(観光客向けではない)おもちゃ屋にはディズニーのぬいぐるみとアメリカ一色です。

世界がアメリカやGoogleによって支配される中、僕が好きなライブアイドル文化の一側面が伝わった気がしてとても嬉しかったです。*5

 

世界にはまだまだ未開拓のブルーオーシャンが拡がっている。
クールジャパンは世間的には全く浸透できていない、だからこそ、拡がる余地に溢れている気がしてきました。

 

そんなわけで日本の文化は東京を目指すのではなく世界を目指す、沈没しつつある日本から一つの方向性が見えた気がしてとてもいい体験をしたなぁと思いました。

*1:前の方が全く空いていなかったので

*2:僕の地元でのイベントはほぼ全てそうです

*3:うまく言語化できないのでエモさという言葉で逃げますが多分情動とかって言葉が一番近いと思います

*4:偏見思い込み、客観的なデータ一切なし、主観

*5:個人的には日本文化という名称を出して褒め称えるのは国粋主義者っぽくてあまり好きではありませんでしたが、やっぱり僕の好きな文化が世の中に認められていくのを見るのは心地よさがありました。

1年7ヶ月ぶりに種田梨沙さんを見れたことについて

本日、ご注文はうさぎですか?の劇場版の舞台挨拶を見に行ったので自分史との振り返りをしようと思います。

僕の人生の話なのでほとんどの人にはきっとどうでもいい話です。

 

 

2016年4月声優オタクとしての限界

 

自分は2011年〜2014年頃までは結構頻繁に声優イベントに脚を運んでいました。

が、年々高騰する声優イベントに精神的にも経済的にも疲労し、2014年からは地方民に成り下がったためイベント参加コスト増大によりリソースが確保出来なくなってきていました。

 多分、貯金を諦めれば行けないことはなかったのですが、貯金を辞めたり崩したりしてまで趣味に走っちゃならないと考え、かなりセーブした声豚活動をしていました。(もちろん単純に収入が低いという問題があります)

また、仕事もIT土方からwebエンジニアに変わっていく中で、休みの日でもプログラムを書くことが好きな自分になろうとしていた時期でもあります。

 

そんな中、2016年の春にストライクザブラッドのイベントで種田さんと伊藤さんの共演があったのでいい機会なのでこれを最後に声優イベントとは距離を置こうとしていました。
 

もちろんそれは欺瞞で、声優さんへの終わりなき欲望をとどめることはできず、その年の五月のごちうさのイベントやまんがタイムきららフェスタのチケットをgetして相も変わらず月一遠征を謳いながら声優イベントに行こうとしていました。

 そんな僕ですが、ごちうさのイベントの3日ぐらい前に脳梗塞でぶっ倒れてそのまま入院と相成りました。2016年5月1日のことです。*1

 

声優イベントに行けないという呪い

入院騒ぎでごちうさのイベントも6月のまんがタイムきららフェスタもキャンセル。

 この時はストブライベントを以て声優イベント引退という軽い決心を真実にするための大いなる力が働いたようにしか思えず、毎週のように行われる種田さんが登壇するイベントにもう二度といけないんじゃないかと思っておりました。

 

幸か不幸か脳梗塞でも声優イベントへの欲望を司る細胞が死ななかった僕は呪いを断ち切るために、2016年9月に仙台で行われるマリコレDVDの発売記念のお渡し会(内山夕実さんと種田梨沙さん)に申し込んで見事2回とも当選。

当選直後には、呪いなんてなかったと安堵しましたが、同年9月に入り突然の休業宣言。お渡し会は急遽内山夕実さん一人でやることに*2

 

こうして、2015年頃毎週のように声優イベントに出演し多数のアニメに出演しラジオも常に2本はあるような状態の彼女の仕事が突然消滅しました。

この時に急いで手紙を書いてプレゼントを用意したものの結局出せずじまいで未だに引き出しに眠っています。

 そして恐ろしいことにストブラを最後に引退を決意していた宣言は種田さんに限り有効で、もはや呪いのようにそれは作用していたのです。

2016年9月から 

 彼女は休業中でありながらいくつかのソシャゲに出演したり、ストブラのOVAが発売されたりと、できる範囲で仕事をされていたようです。

 

その後はツイッターでのエゴサ結果をslackというアプリに流す仕組みを駆使して仕事中にそれを眺めては、復帰とか妊娠とかといった勘違いや推測やジョーク(中には櫻井孝宏との結婚妊娠という説まで!)がデマとして、断定口調で拡がっていく様を見ながら裏取りのためにまとめサイトを踏んでしまったりしつつの日々を過ごしていましたがその間に彼女が出演している過去アニメを良い機会だと思って見てみたりしていました。

ちょくちょく役者としての仕事をしていたので喉の病気はきっとあまり関係なくて、声豚向けのイベント参加が追い込んだんじゃないかとも思っていました。

この時期は、その妄想を根拠に声豚が声優やアニメを追い詰めるから声豚は声豚活動を辞めべきという理論を展開していました。

この理論は経済的にも精神的にも声優オタクとして挫折した自分を慰めるに足る理論としては非常に有益で声豚が声優さんやアニメをダメにする理論で自分の声優オタクとしての挫折を肯定して見せたりしていました。

 

その間に地下アイドルにほそぼそと通うようになりましたがその話は割愛します。

 

2017年8月4日復帰そして翌日の試験に合格 

 2017/8/4には事務所からの正式な発表により名実ともに復帰

そしてこれは完全に個人的な話ですが、8月4日というのが個人的には運命的で、8月5日にラブライブ!サンシャイン!!の名古屋公演で遠征を控えていた僕は都会でしか受けられない試験もその日に受けようとしていました。
しかし、試験は予想を超えた難しさで試験予定日前日の模試でもぎりぎり合格でした。

受験料も高く今回は見送ろうかとも思いましたが、種田さんの復帰宣言に後押しされ、受験を決意、試験直前には梅干し*3のおにぎりを食べてそのおかげか見事合格

 種田さんの復帰宣言のおかげで、試験に合格することができました。

Rhodanthe*のラジオへの出演も経て、2017/11/11ついにオタクの前に姿を現してくれました。 

2017年11月11日 舞台挨拶への登壇

 

池袋のみの参加でしたが1年半ぶりぐらいに見る種田さんは以前と変わらず話してる人の方を向いてよく頷き、お辞儀の際も随分と長い時間頭を下げ続ける方でした。

少し痩せた感じも、目の周りの掘りが若干深くなったような、そんな感じもしました。

 

全体的には本当に以前のままでしたが、ここまで戻すのにどれだけの苦労したのかはまったく分かりません。

正直、以前のままであることに安堵も、無理をしているんじゃないかという不安もあります。
髪の長さも去年の休業より少し前の突然の断髪以前、種田梨沙と聴いてぱっと思いつく以前の髪型にまで戻っていました。

彼女は確かに、みんなが望んだ、誰もがイメージする種田梨沙としてオタク達の前に現れてくれました。 

 

懺悔 

 舞台挨拶に参加した身ではありますが、ご注文はうさぎですか?という作品に対する尊敬がほとんどありません。

声優イベントによくある内輪盛り上がり的なトークにもすでに興味がないことにも今日はっきりしました*4

大切なことは種田梨沙さんが約1年と数ヶ月ぶりに人前に現れたその日に僕も立ち会えたことです。思い出作りのためだけの東京遠征でしたが、来年以降も年に一度は種田さんを見に行こうかなと思いました。

 

*1:後遺症もなく元気です。原因について興味のある人は卵円孔開存 脳梗塞 でググるといいと思います、正直隕石に当たるような、そんな事故レベルの脳梗塞です

*2:マリコレのイベント、恐らく種田さん目当ての人も多かったであろう中で当日の仙台では欠席者もほとんどなく、内山夕実さんの感動的なまでの、ちょっと痛々しさすら感じるぐらいの盛り上げのおかげでとても楽しくそしてエモいお渡し会になりました。

*3:種田さんの好物

*4:辛辣なことをいうと、筆者は某村川氏の変人ぶろうとしている態度に耐えきれなかったし、正直周りの観客がなんであんなに盛り上がれるのかも理解出来ませんでした、舞台挨拶特有の当たり障りのないトークの内容にもすでに価値を感じなくなっており、どちらかというと例えば種田さんと水瀬さんのマイクを通さない会話に二人の変わっていない関係性の魅力(行き過ぎると百合営業とも言われる)やお辞儀の長さといった態度に彼女たちの魅力を感じとっていました。また、身も蓋もないことを言うと、彼女の肉体がとてもえっちで、本当に下劣でどうしようもないことですが性的な魅力にも惹かれていた部分があることは事実として認めざるを得ません。

アイドル進化論を読んだのでメモを遺す

こちらの本を読み終えたのでメモを遺そうと思います

www.amazon.co.jp

 

第一章「それは歌手から始まった」

・アイドルの魅力について
 アイドルの魅力は過程であって常に成長途上の存在でなければならない
(大田幸司の未熟さとそこから努力の過程が魅力であるという話から)


南沙織について
 彼女の魅力を活かすために彼女自身を歌ったような「私小説的な作り」の楽曲を用意した

・スター誕生
 71年に開始したこの番組で森昌子桜田淳子山口百恵などを輩出した。
この番組でオーディションからデビューまでを見せることで<過程>の魅力を見せることになる

・二つの視線
 スター誕生などで舞台裏を見せることで視聴者に批評家的な目線を得ることになり、愛情の目線と批評家の目線の二つの視線を得ることになる 

ピンクレディーについて
 彼女たちは完成されたが故に<過程>を失ってアイドルではなく、巨大な娯楽装置となった

キャンディーズについて
 ライブに重点を置いていたキャンディーズは決まり切った操り人形的なアイドル的な活動とニューミュージック的な自意識の葛藤があった*1

 

第二章「アイドルは成長するのか」

・80年代のアイドルにとっては
 アイドルからの脱却ではなくいかにして「アイドルしている」ことの可能性と限界を示すのかを小泉今日子中森明菜を例にして記述が続く*2

松本伊代について
無防備さによってアイドルの仕組みを暴露してしまうことでファンの批評家的な目線と守ってあげねばと言う愛情の目線を得ることができる

 

おニャン子クラブについて
歌はアイドルの付属物である以上にアイドルというアリバイに過ぎなくなるが、お遊びだからこそ思いっきり遊べるようになる

 

第三章「アイドルは<日本>を映す」

・制服向上委員会のライブ
 1995年のライブではオタ芸やオタク棒などを振るうオタク集団の存在が確認され始める*3

 

声優アイドルについて
 声優さんがキャラクターをベースにしてそれを損なわない程度に表に出ることで同じアニメ的次元を共有出来る*4

 

 

まとめ

70年代から80年代の変容についてはなんとなく分かるが、途中から話があっちいったりこっちいったりしてよく分からない点が多い、おそらくはアイドルの世界というモノが肥大化していってまとめきれなくなっていったのだと思う。

とはいえ、通史的な部分についてはかなり座学ではあるが学ぶことができたのでそれはそれで知識として役には立ったように思える。

 

*1:筆者にはよく分からない

*2:読んだけどここから若さの話やつっぱり文化への言及など話が飛び散らかしだしてよく分からない

*3:ここでの話ではノートパソコンを持ち込んでメモを取っていたオタクという存在が語られているが、95年にノートPCを持ち込む人はかなり少数と思われるのでオタクの異常性を語るために作為的に作られた話のようにも思える

*4:筆者はこの意見に賛成ではないし、声優アイドルという怪しげな単語を使っている時点でお察しな内容だが、ある程度の事実でもあるように思える、2017年の視線では女性声優の世界はすでにそれでは語りきれないほどに複雑肥大化してしまっている。指摘にあった声優は年を取らないというのもオタクの間ではある程度認識されている事実のようにも思える

1年半越しにmaison book girlを見れたこと、フィロのスのライブを見れたこと

10/06(金)に東京出張があったのでブクガを見たり、フィロソフィーのダンスを見れたのでその辺のメモを書いていこうと思います。

Maison Book Girlについて

1年半前のこと

1年半ほど前、東京に短期出向をしていた頃の話です。
渋谷の某所にオタクの人に誘われたのが僕とブクガの1stコンタクトだったのですが、正直なことろなんだかよく分からないままついて行きました。しかもトラブルがあって先に物販をやるという事態に!

 

まったく心の準備も話題も、しかも誰かも分からないまま突然の接近戦です。*1

元々歌の後に物販と聴いていたのでライブの感想を言おうと思っていたので戸惑いつつも矢川葵ちゃんレーンに並んだ僕は、思い出したくもない意味不明な会話をして終わるという辛い結果になりました。

そして、当日午後は外せない用事があったため曲を聴くことなく撤退。

その後、東京での勤務を終えた僕は、アイドル現場の楽しみ方も分からないまま、イナゴの國に帰り、会社でブクガのMVを見たりツイッターを見る在宅民として過ごしていた。
しかし、今回出張がブクガと被ることができたので1年半ぶりにブクガイベントに参加することができました。 

思い出の地渋谷へ

土砂降りの中、半泣きで迷路のような渋谷に行き、グーグルマップを開くと場所は東急ハンズの裏、なんと1年半前に辛い思いをした会場と同じ場所でした!

呪われた運命にびくびくしながらも会場に向かうと違う階ということが分かって一安心。 *2

到着後はuijinnさんのライブを楽しみつつ、1年半ぶりにブクガを見れました。

最初はfaithlessness

youtu.be

 

MVと同じくマリオネットのようなかくかくっとした感じの動きをするのですが、ライブではそこに光の激しい点滅が加わって、光るタイミング毎にぱらぱらマンガのように次々に姿勢が変わっていくシーンが魅力的で強烈な映像体験ができたような気がします。

www.youtube.com

 

roomsでは曲が突如無音になるシーンで会場が真っ暗になって、おぉって感じです(語彙力)
ブクガは曲だけで充分過ぎるぐらい楽しめるし正直ライブに行かなくても良いかなと思ってました。

でも違いました。ライブで楽しめるように曲ができてます。
ブクガはライブハウスの舞台映えするように曲ができているようで、SoundHorizonとかのコンサートをちょっと思い出しました。
未見の方は、一生に一度はブクガをライブで見るべきです。

矢川さんとの1年半ぶりの対話

矢川さんとの特典会で、1年半前のことを話題に出してみたら、「hauptさんとのライブの時かなぁ〜」と仰られてなんと憶えていました!
しかもhauptという色々と感慨深いグループの名前まで!
1年半前も昔の話なのに即座に思い出した葵ちゃん、いいなぁと思いました。

本当はCCさくらの話とかライブ楽しかったですとか伝えたかったのですが、それはまたいつかの機会に取っておこうと思います。 

井上さんとの対話

ライブ中、個人的に一番目を奪われたのが井上唯さんでした。
身長も確かにメンバーの中では大きい方*3なのですが、なんだかそれ以上な大きさ(身体的なもの以上のなにか)を感じたため、それを伝えたくて(?)並んでみました。

そして一言目で、「雨、どう?」とかなりフランクな感じで話題が振られました。一限さんでコミュ障っぽい僕を察して話題を振ってくれたりしたんじゃないかと思って勝手に感動していました。

他人との壁が薄いというか結構自由な感じで、裏表がなさそうな感じとかいいなーと魅力を感じました。

フィロソフィーのダンスを見た

翌日は自分界隈で話題のフィロソフィーのダンスに行きました。
ライブも拝見しましたが、目当てのおとはす以外の3人も魅力的すぎて、どの娘も魅力的で、ユニットとしての魅力を感じました。
音楽も良くてライブ会場で曲にノリながら適当に体を揺らして楽しめました。
ダンスミュージックっていうんですかね?あーゆーのも良いですね。

 特典会は出張ついでにパソコンを持っていた関係でおとはすとペアプログラミングチェキを撮らさせて頂きました。(限界オタク

 

 

おとはすは自作パソコンするしはてなブログやってるしアニメをよく見ていたりエンジニアをやっている人はシンパシー感じれてよいです、とても。
 

音楽も映画も都会でないと楽しめない時代になってきている

東京ではimaxシアターでダンケルクを見ましたがすごい迫力で、没入感がすごく高かったです。(長野にはimaxシアターがありません)

木場のimaxシアターは映画館の奥にあって薄暗い廊下を歩くところが、ディズニーランドのアトラクションに乗る前みたいで「特別なところ」に行く感じがしました。
ライブも電車を乗り継いで会場入りして熱気を感じながらイベントの開始を待つ。

体験の手応えを得るためにはそれ相応の準備が必要なんじゃないでしょうか。

 映画にせよ、音楽にせよ、どこでも楽しめるモノから特定の場所でないと100%楽しめないようにできてるんじゃないでしょうか。

映画は3Dやimax映えがするように作られますし、音楽はライブで楽しめるように作られてきています。

 こういった体験の魅力に匹敵するものを都市部以外ではなかなか得がたいですし、人間がどんどん都市部に集まってくるのは仕事だけじゃなくて娯楽の問題もあるんじゃないでしょうか

 

とはいえやはり会場をでたあと、人混みの中で渋谷の街を見るとげんなりしますし、正直こんなところ住めないという感覚しかありません。

 

遊びは都市部、生活は田舎。そういうライフスタイルもQOL高そうですし、都会にあそびに行くコスト(時間もお金も)を減らしていくことが村おこしの一つのヒントになるのではないでしょうか。

 

やっぱ東京は最高だな!という幸福体験と今後も田舎で暮らし続ける幸せと絶望を抱えながら三連休を締めたいと思います。

*1:接近戦という単語は個人的には声優イベント文化圏での言葉という印象が強く、実際には特典会などと呼ぶべきなのだろうが、当時声優文化圏の言葉を使っていた筆者の心情を再現するために接近戦という言葉を用いる

*2:余談ですが呪われた会場はブクガ以前にも某声優ユニットのイベントでも期待外れな内容で悲しい思いをした場所でもあり、あの会場に対する呪いを解くことができませんでした。

*3:本人曰く、平均身長