Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOURファイナルのライブビューイング参加メモ

2017/9/30日にメッツライフドームで行われた「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOURファイナル」の2日目にライブビューイングで参加したのでその時のメモになります。

 初日の名古屋公演を見に行って、ツアーファイナルもライブビューイングという形でしたが参加出来たので、最初と最後を見れたので最低限のツアー参加はできていたように思います。

 公演の中身については色々な方がイラストを交えて魅力を伝えていますし、今更彼女たち創りあげたコンテンツのすばらしさについて、その魅力を説明していってもしょうがないと思いますのでライブビューイングの良かったところと逆にライブビューイングの限界について書いていこうかなと思います。

最後には、申し訳程度にライブで思ったことを遺していこうと思います。  

 

 1.ライブビューイングについて

1.ライブビューイングで良かったところ

1.参加コストの低さ

地方民に取ってはありがたいですよね、交通費も時間も安上がりです。西武ドームという僻地までhappy dirty otaku trainに乗って行かずに済みますし、チケットも安くて取りやすいです。
ちょっと映画でも見に行くかという感覚で行ける気軽さはいいなぁと思いました。 

2.絶対に演者に見られないという安心感

名古屋公演の時はスタンドでしたが前から2列目ぐらいでしかも真横だったので演者さんから見えないとも言い切れないぐらいの近さでした。演者さんが近くに来たときにぼけーっとふんぞり返ってたら気を病ませてしまわないかというほとんど杞憂みたいなことに悩まされることがありません。
 僕個人としても同調圧力でオタク棒を振ってリズムを合わせることに一生懸命になるよりはじっと見ている方が好きだったりもします(もちろん体が勝手に動くこともあるのでそういうときは立って手を振るいますが)*1

もちろん、これは良い面でもある一方で悪い面でもあります。

3.映像がアップで映る

円盤になれば同じ事ですが、とにかくアップの映像が見れるので、すごいですね、歯並びがみんな綺麗で、きっと歯列矯正とかホワイトニングとかしてるんだろうなーって思ったり、斉藤さんの八重歯とかにちょっとときめいたりできます。
キモイデスネ。

2.ライブビューイングの限界

1.絶対にこちらの声が届かない

Aqoursのメンバーはみんな良い娘達なので、必ずライブビューイング組にも声を掛けてライブ参加者として扱ってくれますが、どうしたってこっちの声は届かないことは分かっています。

今の配信システムが双方向性になってこっちの音声もわずかでも現地のスピーカから流れてきたりすれば参加してるという実感をより得られるのかなと思いました。
ネットワークのレイテンシー(遅延)の問題もあるので現状では難しいかも知れませんね

 

ggsoku.com

 

一応、技術的限界は改善が図られていそうですが、正直まだまだっぽいですね。。


せめて、小さなモニターでもいいから会場のどこかに全国のライブビューイング会場の映像が交互に流れたりして、演者さんからの見てるよーって一言が貰えたらすごく嬉しいかも知れませんね。

2.会場内の仕掛けに参加出来ない

会場内では銀テープが舞ったりなんか大玉みたいなのが転がってきたり、水鉄砲で水がまかれたりしますが、あーゆー仕掛けも全国のライブビューイングで実現出来たら楽しそうだなと思います。

会場にいてもボールも銀テープも大玉も転がってこない座席がほとんどだと思いますが。 

3.推しだけを見続けることができない

当たり前ですが、カメラは一つなので自分の推しだけを双眼鏡で追いかけ続けることができません。特定個人を推してる場合は絶対に会場に行くべきだと思いました。

 

 2.個人個人に対する断片的な感想

1.Sさんに対するメモ

Sさんが3人いることに感謝しつつ「如何にしてガチ恋を回避するか」「普段どんな時でも笑顔の彼女が終盤に流れる練習風景での真顔を見て練習の大変さの一端を覗いた気がした」などの断片的なもメモが発見されました。

近未来ハッピーエンドでの衣装がめっちゃ好きです。

2.Tさんに対するメモ

最後の挨拶のコーナーで、わざわざ遠くからここまで来てくれたんだよねという趣旨の発言があって、遠征民キュン死しちゃうなって思った。(所沢自体東京からの遠征地と言えなくもない)

3.Sさんに対するメモ

トークでもあまり絡まず、公演中に流れるミニ映像でも鞠莉さんの出番が少なかったりして彼女の自撮りスキーな僕としては少々物足りなさを感じつつも最後に泣きを見せるところが良かったと思いました。

4.Fさんに対するメモ

姉妹で歌った際の衣装でお姉ちゃんの方はへそだしわき出しだったのに対して妹さんの方はへそもわきも隠されていて、声優さんっぽくていいなーと思いました(しかし、その後の恋になりたいAquariumで普通にへそ出し衣装を着ることになりますが)

 

3.全体的な感想

1.ラブライブ!というコンテンツを引き継ぐプレッシャー

とにかくショーとしての完成度が高くて、ライブビューイングとはいえ充分過ぎるぐらい楽しめるイベントでした。

自分は彼女たちについてほとんど何も知らないのですが知っていれば、1stの頃からの成長度合いなど、エモさはより増していたんだと思います。

一番感じたことは、ラブライブ!というコンテンツを引き継ぐことのプレッシャーだったんじゃないかと思います。

Aqoursの物語はμ'sという伝説を引き継ぐことで成功や勝利が約束された(義務化された)コンテンツでもあると思います。
ダンスや歌が下手でも失敗することは許されず。全部振り付けを憶えてこなさなければなりません。

嫌になることもあるだろう中で体調不良で休むとかということも許されないし、まして降板なんてもってのほかです。逃げることも失敗することも許されない、そういう舞台に立っていると考えるだけでも胃が痛くなりそうです。

 

2.キャラクターとの高い結合度

声優とキャラクターが密結合しているので、色んなところでキャラになることを求められています。

髪型も似せてくるし。そういえば、善子ちゃんは本編でもかなり腕(というか体全体が)細いキャラですが、小林さんも随分と細く見えます。

狙っているのか錯覚なのか声が同じだからかなのかよく分かりませんが、本当にキャラと声優さんがダブって見えてしまいます。
MCパートでもお互いを呼び合う際は必ずキャラの名前でした。

3.今最も才能が集結しているのはここではないか

役者業、歌、ダンス、トーク、ブログ、ニコ生・・などあらゆる方向での活躍が求められる昨今。やはり、今一番の才能が集まるのが声優業*2じゃないかと思います。

サッカーに例えればプレミアリーグフットボールに例えればNFLなど、世界の才能が集まるリーグはどこかにありますが、世界最高峰の声優コンテンツの一つとしてラブライブ!サンシャイン!!はあるのかなと思います。

そういう世界最高のコンテンツを楽しめる立場にいることは本当に幸せなことだと思います。

4.ちょっと気になったところ

ゲームの紹介でμ'sのメンバ-とAqoursのメンバーが声を掛け合うシーンがありましたが、どうなんでしょうかね。。

きららファンタジアみたいな全然違う世界ならともかく、縦に繋がる同じ世界を繋げるのはどうなんでしょうか

少なくとも僕はμ'sは映画版でのライブと現実での東京ドーム公演で幕を閉じた伝説のスクールアイドルだと思ってます。

遠い存在としてのμ'sと彼女たちからは遠い(時間も、地理的にも)Aqoursが彼女たちに憧れてわずかな期間活動する一瞬のきらめき、これが美しいと思っています。

だから、僕はAqoursには(劇中で)伝説的な存在になって欲しくないと勝手に思っています。

アイドルとして名前を遺すことが彼女たちの目的ではないし、伝説にはなって欲しくない、μ'sに憧れてスクールアイドルを始めた田舎の女の子達のちょっとした物語でいいと思ってます。
だからこそ、μ'sとAqoursの接触はあってはならないことだと思うのですが。
思うところはありますが、まぁ楽しみにしている人もたくさんいると思うのでこれはこれでいいのかなと思います。 

5.3rdツアーについて

2018年の初夏とあったので6月から7月ぐらいでしょうか。
福岡はアイマスミリオンの福岡公演で行きましたがご飯も美味しかったしまた行きたい土地の一つなので福岡には参加したいなと思っています。
まだ来年の自分に声豚としての最後の輝きが残っているのかどうか、すでに老いてオタクとしてのモチベを失いつつある自分なので来年のことは全く保証ができませんが、まだ生きていたら参加してみようと思います。

*1:筆者は一度オタク現場卒業の意味を込めて姪っ子におもちゃとしてオタク棒を呉れてしまったので今更オタク棒を握れないという謎の制約の下に生きています

*2:役者部分だけでなく、いわゆる若手女性声優さんが行う業務全般を指す