今更AKB白熱論争を読んだので、気になった点だけ抽出
amazonマーケットプレイスで1円で売られていたAKB白熱論争(2012年8月初版)を今更読んだので、読みっぱなしも良くないので気になった点、面白かった点だけメモ代わりに残しておこうと思います。
本書については以下のリンクを参照。
1.本書を読んでみようと思ったきっかけ
ちなみに筆者はAKBの握手会もイベントも行ったことありませんし、メンバーも主な人の顔が分かるぐらいでそれ以外は何も分かりません。
渡辺麻友さんに関してはサンホラーということで一時ブログを購読していた時期がありましたが、別にCD買って投票したりと言うこともやってはいません。ある意味今回本書を購入したことが初めてのAKBに対する出費かも知れません。
そんな自分ですが最近ふらふらと地方アイドルイベントに行くことがあるので、今の地下アイドル文化(握手会など)を作ったAKBについても多少は知っておきたいなぁという思いで買ってみました。(送料込みでも258円でしたし)
2.全体の感想
頭の良いオタク達がイベントの後の居酒屋で好き勝手しゃべってる感じでとてもテンポ良く楽しく読めました。
イベント後の飲み会での大言壮語、異常にでかくなる主語や断言、神格化、内面の吐露などを体験しているオタクだと楽しく読めると思います。
もちろん、オタクが好き勝手話してるだけでなく非常に頭の良いオタク達がしゃべっているので感心する部分も多数あり、その点について書いていこうと思います。
AKBの各メンバーに対する思い入れや彼女たち個人個人に対する知識はないのでAKBというシステム的な面や時代性などで興味を持ったところ、面白いなと思ったところを抽出して残していこうと思います。
余談ですが、本を読む際には付箋紙を付けて読むと、後でこういう風にまとめる際に便利だなと思いましたし、本から得た知識をアウトプットすることで知識も定着する気がしますので今後本を読む際は付箋紙を持ち歩きながらにしようと思います。
3.第一部「人はみな誰かを推すために生きている」
1.AKBの魅力的についての言及
・平凡な子達がAKBという場に放り込まれることで潜在能力を発揮し、ファンとのやりとりを通じて成長していく姿を見守っていくアイドル(例えばファンの握手会での「その髪型いいね」のようなやりとりを通して可愛くなっていくなど)
2.総選挙制度について
政治家を選ぶ選挙よりも透明性が高い、一年間の活動を通しての純粋にアイドルとしての評価であって日本中のAKBオタクが真剣に投票した結果なのでみんなが納得出来る仕組みになっている上にそれに参加したという手応えが得られる。
また、同じ一票でも国民の権利として与えられる一票と働いて得た一票では重みが違うので有権者の本気度も違う。
今の日本の選挙は政党政治になっているので、風を頼りに維新の会に入るようなのが当選してしまうから政治家としての評価ではなく風に乗っただけで政治家になれてしまうので公平感が足りない。
3.コンテンツの衰退と体験が価値を持つようになったことについて
今の時代にコンテンツにお金を払いたいという気持ちは、発信者や作者を応援したという気持ちから生まれる。
情報化によって、コンテンツよりもコンテンツを媒体としたコミュニケーションに価値が発生する。
4.マーケティングについて
消費者の欲しいものを探していては良いものに繋がらない。
自分が欲しいモノを探して世の中に送り出した後に「こんなものが欲しかった」と気付かせる。→新しい快楽を消費者に見せる必要がある
5.推すと言うことについて
推すと言うことがないと社会が成り立たない、推すことで公共性うんぬんとう話をしていましたが、正直何度読んでも分かりません。
6.ネット右翼について
みんなで繋がるための趣味コミュニティの一つに過ぎない。
彼らの主張が低レベルだとしても彼らが活動で得られる団結感、繋がり感は本物、だから彼らを包括し承認する存在にAKBがなれる可能性がある。
4.第二部「では何故人は人を推すのか」
1.アイドルと恋愛について
・自由恋愛の社会がきたことでモテナイ男が発生し、それを救済するためにもアイドルは存在する。
・10代の女の子が持つ最大の能力である、恋愛の力を封印することで、アイドルとしての力を発揮している
2.アイドルは南からくる
南沙織、松田聖子など、九州や沖縄からアイドルはくる、大分出身の指原もそれになる可能性がある
(個人的感想:実際にこの後の総選挙では指原が一位をとり、その後2017年まで断続的に一位をとり続けているのでこの指摘が結果的に当たっていて面白いと思った)
3.ハングリーさ
AKBはハングリーさも魅力の一つ、社会の格差が開いたことで、根性やハングリーが気持ちいい時代になっている。
4.AKBと資本主義について
大衆に新しい欲望や快感を与えること(金儲け)を追求することでお金になる新しい価値が生まれる。これが資本主義の自己進化システム
5.ピンクレディーについて
ピンクレディーは80年代を準備したシステムだった。
ピンクレディーの曲を踊っていた女子小学生が20代になるころに松田聖子が現れ男女雇用機会均等法が成立した、彼女たちが消費社会の先鞭をつけた。
(僕自身はピンクレディーについてイメージも湧かないので、納得している部分はありませんが、そうなんだという感じですが、面白い話だったのでメモしておこうと思います)
5.最後に自分語りを始めそうになったけど辞めておく
自分も元声優オタクや現役声優オタクと飲むことが多々ありますが、彼らの情熱や知見に圧倒させることが多く、本書もそれに近い感じがして面白かったです。
優秀なオタクの色々な知見を得ることが好きな自分も擬似的にオタク飲み会に参加したような感覚が得られました。
酒の勢いでこのまま自分語りを始めそうでしたが、その部分が長くなってしまったので本書の感想としてはこんなもんで終わらせようかなと思います。
ポエムは今年の暮れまでには書こうと思います。
異世界スマホが気になるのでアウトプットする
異世界スマホ、全然面白くないのですが何故か気になってみてしまうのでもやっとした気持ちを吐き出そうと思います。
筆者はNetflixでの視聴で今のところ5話まで見ています。
原作のなろうは読んでいません。
なんで面白いくないのか
ざっくり言ってドキドキ感もワクワク感もありません。主人公が課題を難なく解決することは目に見えているし、女にモテることも国王の寵愛を受けることもすべてが約束された勝利の設定です。
見ていてほとんどテンションが上がることがありません。
作画も別に良くはないし女の子もまぁ特別魅力的とも思えません。
正しい意味での役不足ってやつです。
もやっとについて考えてみる
つまらないところや欠点を熱心に探し出して糾弾したところで別に面白くはならないし、こんないかにもわかりやすく叩ける作品を必死に叩いても仕方ないのでなんとなくもやっとする部分について考えてみようと思います。
スマートフォンについて
主人公は異世界でも地球と同じようにネットを見れるようにしてもらいます。
また、地図情報も神の恩寵としてもらいます。
ここがちょっと面白くて現代人って初めての土地でもとりあえずグーグルマップを開けば目的地にたどり着けるじゃないですか。
現代人はすでに神(google)の恩寵が与えられているんだよってことが示されているみたいでちょっと面白いです。
もちろん現実には神の恩寵でもなんでもなくてゼンリンの人がせっせと歩いて地図を作って、googleのスーパーエンジニアたちがgooglemapを作って人工衛星と通信して位置情報を得ていて人間のテクノロジーのすごさが裏にはいっぱいあるわけですが、その辺無視して今の高校生には神の恩寵として当たり前に存在しなきゃいけないものって考えていると考えると、これがデジタルネイチャーかって感じがしますね。
異世界転生したら当然転生先に酸素や重力が必要ですが、googlemapもまた現代人が生活するのに必要な要素になっているんですね。
思えば、電波のないところを息ができないって表現しますしね。
ちなみに異世界でスマホが使える設定、別に斬新でもなんでもなくて90年台の名作アニメ天空のエスカフローネでも異世界に飛ばされた主人公がポケベルを使えたような記憶があります。あの頃はポケベル程度だったので、音が鳴って敵が驚くぐらいにしか使えませんでしたが。その代わりに主人公は陸上部で鍛え上げた脚力やジャンプ力を活かすようなシーンがあったような気がします。
スマートフォンを持っていけば現代人は異世界で無双できるか?
五話まで見ましたが、スマホの活躍シーンは、地図を見て宿屋の位置がわかる、いろんなお菓子のレシピを異世界に広げる、写真を取っておく。
ぐらいにしか活躍してなくてちょっと残念です。
お菓子に関しては主人公は恐らくアイスクリームの作り方なんてもともと知らなかったけどクックパッドの力さえあれば作ることができる。これも現代人とでテクノロジーの関係を表現していて面白いなと思いました。
まぁ砂糖の供給が安定してるに国にアイスクリームを広めたところで別段あそこまでの熱狂にはならないと思いますが。
甘味に対する熱狂というのは砂糖の供給が追いついてないって現実があるわけですが、まぁその辺は気にしない
まったくの余談ですが砂糖の歴史についてはこちらの本がおすすめです。
僕も正直アイスクリームの作り方なんてわかりませんがクックパッドを開けば多分作れるじゃないですか、スマホさえあれば、現代人は道に迷うこともないし、料理を作りたくなったら作ることもなんでもできることをあえて異世界で主人公に活躍させることで示しているのではないのでしょうか。
ちょっと批評っぽくて面白くなってきた気がします。
結局魔法使ってるじゃん
じゃぁスマホだけで活躍する話かというとそうでもない、その世界の魔法を一通り使えるようになっていて、主人公はほとんどの課題解決に魔法の力を使っている。
話のつまらなさの原因はほとんどここにあると思う。
でもよく見ると、主人公は全部の魔法を使えるけど全部の魔法を知っているわけじゃない。
そこで色々調べて覚えた魔法の中から良さそうなものを探して使っている。
これもいわゆるググる力に近いんじゃないかなと思う。
もちろん異世界版のgoogleはないので本を読んだり人に無属性魔法について教えてもらうわけですが。
僕自身はweb系のエンジニアなんかをやってますが、プログラミングで困ったときはだいたいググってqiita(エンジニアのためのプログラム知識共有投稿サイト)やstack over flow(エンジニア向けyahoo知恵袋)がでてきてそれをコピペして問題解決みたいなことがよくあります。最近だとSSLの証明書を作成するなんてことを仕組みすらよくしらないまま、ググって出てきた手順書のとおりに行うことで仕事を達成することができました。
これにちょっと似てるなと思いました。
重要なのは外部にアクセスして必要な情報を取り出す力、それをこの主人公が示してるって考えるとちょっと面白いかもしれません。
主人公の強さの秘訣はググる力にある
とても現代的で面白いんじゃないでしょうか
スマホの力は無敵か?
ここで、本の紹介します。
イギリスの学生が卒業課題でゼロからトースターを作ってみたという話があります。なろう読むより面白んじゃないでしょうか。
この本の筆者は鉄を得るために廃坑に行ったり、その鉄を溶かす温度を出すために釜を作ったり油田から石油をどうやって得るか・・などものすごい労力とお金をかけますが結局まともに動くトースターを作ることはできなかったという話です。
ググる力があっても結局トースター一つ満足に作ることが出来ないというのがこの本の結論です。
銀河ヒッチハイクガイドという名作SFでは文明レベルの低い惑星に流れ着いた地球人が地球のテクノロジーを現地で再現しようとするが、結局できずにサンドイッチを作ってみたところ、現地で大ヒットしてサンドイッチ大臣になるというエピソードがあるそうです。
テクノロジーに囲まれて暮らしてる現代人なんて結局そんなもんだよ話です。(上記の本からの孫引きです。僕も銀河ヒッチハイクガイドは読んでいません)
こうした限界ももしかしたらgoogleの力で解決可能かもしれませんが、単純にアルミの生成とか電気作るとかお湯を沸かしてタービン回すとかを真面目に書いていくとそれだけでストーリー上長くなってしまうので、面倒な部分は魔法にやってもらうことにしたのかもしれません。
現代人だって魔法を手にしている
この作品で訴えたいことってもしかしたら現代人は魔法の力に匹敵する力、(googleやクックパッド等)をすでに持っていて、現代人がいつでもアクセスできる魔法(google)の力を活かすことで今の腐ったこの世界でも活躍できることを訴えたいんじゃないでしょうか。
国王の病気を本作では魔法の力で治してしまいましたが、もしかしたらDeNaの「WELQ」を検索して治してみせるということも可能だったかもしれません!(WELQ自体があーなってしまったので本作で活かすことは不可能ですが)
googleという魔法を使えれば女にモテたり、課題解決はできるぜ!と現代テクノロジーへの讃歌をあえて異世界転生した主人公に使わせることで際立たせ、そう現代に生きることはそんなに難しくないってことを読者に伝えたいのかもしれません(妄想)
というところアウトプットしてなんとなくモヤモヤも晴れたので、残りの話数も耐えて視聴しようと思います。
Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 1日目に行ってきた②ライブの感想
そんなわけで名古屋に来たのですが、席は2階12列とあったので全然期待してなかったのですが、一般抽選にも関わらずほぼ真横(アリーナ最前より少しステージに近いぐらい)の2列目で予想外の近さにびっくりです。
無心でイベント応募すると引き強くなると思います。
ライブの感想は、こういうのり懐かしいなぁというノスタルジックもありつつ、やはりものすごいすごい物量が注がれてますね。
アニメーションと舞台演出の同期合わせ、2〜3曲程度での頻繁な衣装交換、あとモニターでの演出と演者の動きの合わせ方(例えば演者がハートを作るタイミングでモニター上にハートが現れたり)
事前にプリビズでも作ったんじゃないかってぐらい計算され尽くされてて素直に感心しました。
演者のミスで色々破綻する中でのパフォーマンスの緊張感は半端なかったんじゃないかと思います。
それをやり遂げるのだから、彼女たちの努力と才能には素直に感服です。
以下印象に残ったことを何点か
・善子ちゃん役の子はキャラもそうでしたが本人もすごく細くておじさんちょっと不安になるレベルでしたがキャラへのなりきりをMC中もしっかりやられていれ、しゅきって思いました。
・G線上のシンデレラは曲もドレスを着ての演出もすごく良かったですね、ダイヤさん役の人、結構身長あるし、衣装がすごく似合っててしゅきって思いました。
・降幡愛さんが僕の近くにきてジャンプしたときがすごい全力ジャンプって感じで、しゅきって思いました、
・あいにゃは俺と目が合った(錯覚)のであっしゅき♡って思いました。
・梨子ちゃん役の人は本編でも美人さんと言われてましたが本人も美人さんであっしゅきって思いました。
・伊波さんは自分の記憶してる姿と全然違っていて、キャラと似せてきてるのかなって思うとその努力にしゅきってなりました。
・高槻さんは結構身長あるし、なんか楽しい感じがしゅきって思いました。
・しゅかしゅーさんは、トークがすごくうまくて、あ、これはしゅきって思ったら終わるなと思いましたが、結構身長が低くて、いぃ・・と思いましたが僕のゴーストが警告を発したので、ここまでにしようと思います。
このブログを事前に読んでいなければ即死だった。
ということで、ものすごい物量と才能が注ぎ込まれて演者もお客も一緒に楽しめる素晴らしいイベントで、僕も若い頃を思い出して少し楽しくなれた気がします。
イベント後
宿はArbnbで民泊をしたのですが、同じ宿にはアメリカとシンガポールとマレーシアの今回のライブ参加者のオタクがいて、少し話したのですが「Aqoursにはキャラと演者合わせて18人の演者がいるんだ、彼女たち(演者)もキャラを愛しているんだ」みたいなということを話していて、ちょっとえもい気持ちになりました。
翌朝には全員始発で物販に行ってしまったので深い話を聞くことはできませんでしたが、ピュアな良いオタクに出会えてよかったなぁと思います。
僕はもう年老いて何かを全力で疑いなく推すことはできなくなってしまいましたが、ピュアなオタクを見るのは気持ちが良いですね。
疑いなく全力で何か推し続ける、ホリエモンのバカは最強であるではありませんが、これこそが、千歌ちゃんの精神だし、それがオタクの間で共有されてるってとってもえもいイベントだったなぁと改めて思いました。
さらに余談ですが、僕もAqoursのみんなにもらった諦めない気持ちのおかげで、イベント前に受けた資格試験にぎりぎり無事合格し、行く途中の高速バスで寝ないで勉強したり、試験中も予想以上に問題が難しくてもうダメかもって諦めそうになりましたが最後の1秒まで諦めずに見直しをしてよかったなぁと思います。
Aqoursのおかげで資格手当と月給アップを手にしましたし本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR 1日目に行ってきた ①きっかけ
久々のブログ更新です。
趣味も仕事も在宅極めるとかいいながら結局イベント行ったときしかアウトプットがないのだから、体験型コンテンツの情報量は半端ないなぁと思います。
ほとんど自分史との照らし合わせのポエム記事です。
〇参加したきっかけ
1.曲の歌詞が良かった
そもそも今までAqoursはもちろんのこと、μ'sにも行ってないような人間が急になんでこんなイベントに行ったかというと、単純に5月ぐらいから仕事がきつくて、定時後にAqoursの曲聴きながら仕事してたらなんかすごく前向きになれる歌詞でいいなぁと思ったのがきっかけだったりします。
特に「君の心は輝いているかい?」の2番の歌詞の
君は何度も立ち上がれるかい
の部分が凄く好きで、仕事で挫折しかけていた自分を奮い立たせてくれました。
2.アニメを見直してみたら千歌ちゃんにシンパシーを感じた
アニメも見直してみたら1週目は失笑だった部分も実は必要な要素だったなぁと思い、バカにできないことに気付きました。
特に千歌ちゃんのセリフが凄く心に刺さっていて
このままじゃ普通星人を通り越して、普通怪獣ちかちーになっちゃう
ここが自分に凄く心に響く内容で、自分は現状のままだと低賃金重労働最底辺エンジニアとしてきっと何者にもなれず、人生が終わっていくとに対する焦燥感がありました。
今の社会って昭和の頃と違って立身出世することが自分の幸せに繋がらないことはもうみんな分かってるし、かといってひきこもりでもいられない。
でも何かをしたい、何かにのめり込みたいって欲求はみんな持ってると思うんですよ。
千歌ちゃんも、このまま普通(何者にもならず)になるのが嫌だったんだと思います。
そこで、たまたま秋葉原の大画面モニターでみたスクールアイドルという選択肢を選んだんだと思います(μ'sの読み方も分からないぐらいで!)
堀江貴文も最近「バカは最強の法則」という本を出しましたが、(僕は読んでませんが)あぁこれ千歌ちゃんだなとちょっと思いました。
堀江さん(@takapon_jp )の『バカは最強の法則』を読んだ!
— スギ (@suuuugi18) 2017年8月4日
バカだから、リスクがとれる、失敗ができる、失敗してもダメージがない。つまりバカは最強。
何でも挑戦するのが大事。
堀江さんの本はどれもいいことが書いてあるけど、やっぱり大切なのは「行動」することだと思う。 pic.twitter.com/iqqQlx0ZPm
スクールアイドルをやるリスクや必要なことを何も考えずに行動に移せた千歌ちゃんの挑戦は結果的に9人のメンバーが集まり多少の挫折を経ながらも輝くことができました。
現代人にとって、千歌ちゃんのような気持ちを持つことはすごく大事なんじゃないかと思います。
3.何でもいいからイベントに行きたかった
田舎の健康村に住んでると、イベントの数は少ないし、アイドルも少ないし非日常の世界を獲得することがすごく難しいんですよね。
最近遠征もしてないしとにかく何でも良いからイベントに行きたかったというのもあります。
そんなわけで長くなりましたが、これが僕がAqoursの物語を好きになって、ライブに参加するまでに至ったきっかけとなります。
偶然仕事が忙しい時期が公演の抽選時期だったのが本当に良かったと思います。
上半期が終わったので見た映画とかアニメとか
半年終わったのでみたもの憶えてる限り書き連ねます
〇アニメ
・きんいろモザイク pretty days
公開は去年だけど長野では今年公開、綾が実質的な主人公とあって、メタ的な視点での魅力が大きい作品だった。猪熊、大宮、小路ってあいうえお順で並ぶと後ろから見守る感じになるところがエモかった
・ユーリon Ice
腐女子の想像力をもってしなくてのヴィクトルがライバルを育てまた競技に復帰するまでの物語というだかでも充分過ぎるほど面白い作品だった。
・俺修羅
ちゃんと見ておくべき作品、愛衣ちゃん大勝利!
話題だから面白く感じたのか面白いから話題なのか、自分はどういう過程で面白く感じたのかよく分からないけど、色んな想像力を巡らすと面白い作品、最後は核心に迫ることなく、別の島もパークの続きだったという若干肩すかしな落ち、日常ほのぼの系?の限界点を突破出来なかったようにも思う
いろいろ要素が貼られすぎてて言葉に尽くしがたいし説明も困難な作品
やくしまるえつこさんの少年よ、我に帰れの後半部分(TVじゃ流れない)がすごい好きです
・ラブライブ!サンシャイン!!(見直し)
五月ぐらいから仕事が忙しくなってきたのでAqoursの曲を聴いていたのですが、くじけそうなときに助けてくれるような曲が多くてすっかり虜に、アニメも見直してみたのですが、1週目には疑問符が付いていたような部分も二週目には合点がいくことが多いかった。
また、30超えたエンジニアのおっさんの心に響くことも多く、何度でも見返したい一作
・電脳コイル
NHKの硬派アニメ、hololensを持っているので参考までにと見てみたけど世界観もジュブナイルとしても面白かった。
4話でのイサコ対黒客対コイル探偵団のバトル、12話でのイリーガルが文明を築く話13話での仲間を失った孤独なイリーガルをなんとか逃がそうとする話が特に面白かった。後半は攻殻っぽいなぁとちょっと思っちゃダメなんだよね、きっと
・四畳半神話大系
僕みたいな人間にはすごく面白いし、基本1話完結でテンポも良いし、伏線もばっちりでもっと早くに見るべきだった
・3月のライオン
コミカルさや人間の暖かな感じがすごくいい作品。特に三姉妹の配役が完璧で(全員大沢とかいわない)にゃーたちの演出も良かった。後半が楽しみ
ヴィーネちゃんマジ天使
・進撃の巨人2
話は面白いし作画も申し分ないんだけど、話がここぞってところで過去の話に戻るのがちょっとなぁと・・
おっさん受けのネタもあるしきちんと子供向けの作りだし、面白かった。続編も見たい
映画
将棋バトルは迫力満載、アニメのほんわかした部分やコミカルな部分が全てオミットされてしまっているが、これはこれでありかな??
本編開始5分たたずに登場、前回のPJ版が恐ろしく長かったのでこちらはコンパクトにまとまってて良かった。
最後のコング対オオトカゲのシーンは思わず椅子から身を乗り出してしまう面白さ。
近衛文麿がそっくり!なのとトミーリージョーンズのマッカーサーが少し老けすぎなのを除けば日本の事情についてかなりよく調べてあって偏見もなくいい映画でした
恋愛要素は要らなかったかな?
これだけよ、こうやって躊躇なくばんばん人殺しちゃう映画がいいんすよ
他にもいろいろ見た気がするけど思い出せないのでこんなところで
「きんいろモザイク Pretty Days」をようやく見てきたので
「きんいろモザイク Pretty Days」を公開から3ヶ月遅れでようやく見ることができました。
長野ロキシーという古くて真っ平らで椅子も堅いようなところで映画を見るというのも久しぶりでしたがシネコン一強時代何とか残っている映画館がマイナーな作品を上映してくれるので本当にありがたいことです。
多くの人にとっては今更な感想文ですが3ヶ月遅れで長野でも見れたと言うことで感想文書きます。
ネタバレ全開でいくので気になる人はそっ閉じをお願いします。
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本作は奇しくも9月に病気療養のため活動休止に入った種田梨沙さんが演じる小路綾の話がメインとなっている。
これが公開された11月時点ではこれでもう種田さんの主演作品をみる最後の機会のように感じられる中で実質的な主人公が綾であることでメタ的な力の大きい作品でもあります。(実際にこれを書いている2017年2月時点ではゆゆ式OVAやロリガのCD等で種田さんも時々仕事をしていることが分かっているので、11月時点ほどのほどのエモさはないように感じた)
本編は中学一年生の頃、種田演じる小路綾が忍と陽子がいるクラスに転校生としてやってきた回想シーンから始まり今(高校二年生)の文化祭の準備と中学時代の回想を行き来しながら話は進みます。
メインストーリーは中学時代の受験でのエピソードで、中学3年生の夏、勉強のできる綾は私立の女子高(家から遠いため入学した場合は寮に入ることになる)を第一志望とし、もう一つ気になる学校として「県立もえぎ高校」(後に3人が入学する高校)を挙げる。
忍と陽子はこの学校への進学を希望するも、足らない学力を補うため綾の指導の下3人は一緒に勉強を始める。
そして、冬になり、綾は希望する私立の女学院への合格を決めるが、(私立は併願のため?)県立高校も3人で受験し、そして合格。
両方とも合格した綾は当初は私立の女学院にいくつもりだったが結局みんなのいる「県立もえぎ高校」を選ぶ
本緒円は綾の悩みが中心に描かれ、小学校以来仲の良い忍と陽子の関係に自分は中学からという時間の壁を感じていて、アリスとカレンに関しては忍の嗜好である金髪の持ち主という点でも引け目を感じていて忍にとって自分はなんなのか?について思い悩む。
本編では忍が買い物に行く際に一緒に行くと言った提案を断れたことでショックを受けていたりもする。(実際には忍が全員にサプライズのプレゼントを買おうとしていたために綾の提案を断らざるを得ないという綾以外のメンバー全員にも見え見えの事情があったのだが)
忍はサプライズプレゼントにふさわしいものを見つけられず、全員に「気持ち」をプレゼントし、綾はそれにも感動している。
そんなことや、カレンの暴走で収集の付かなくなった劇を全員の力で(主に即興で代わりのストーリーを書いた忍の力)なんとかやりきり(何故か客席にいた陽子やアリスも参加する)綾はみんながいるこの学校に来て良かったと伝える。
物語のラストシーンでは出会ってからの時間なんて関係ない忍は私の友達だということを確認した点で物語は終了する。
今回の話は綾と忍という本編であまり絡みのなかった関係をアリスとカレンが入ってくる前の3人の関係から描写し、本編(TVシリーズも込みで)で繋がりの薄くなってしまった(と綾が感じている)2人の関係を確認し、綾が友情を確認するという話だ。
ここで気になったのは「陽子」の存在が割と弱くなっている点だ。
綾は陽子に恋愛感情のようなものを抱いていて、そこを掘り下げてくるのかとも思ったが今回は本編でなじみの薄い綾と忍の関係に焦点を当てているのが新鮮だった。
確かに中学時代は仲の良かった3人だし、陽子と綾については時々扱われているので、ここで綾と忍の話を出してくるのはやられたという気持ちでいっぱいだ。
今では仲良しグループの中では比較的疎遠(?)になってしまったけど忍と綾も友達だよという当たり前のことが見れて本当に良かったと思う。
綾にとっては陽子との関係について描いて欲しい気持ちもあるが、やはりその問題を描くのはやや重たい気もするし、別の綾の中で結論が出る話でもないよう感じる。
陽子を好きだと認めて愛に生きるのは、明らかに本編のゆるふわな日常系として一線を越えているように感じるし、陽子とは友人と割り切ることも難しいだろう。
ここでは2人の関係には特に進展もなく、卒業と忘却という日常系アニメの最後を待つしかないのだろう。
考えて見れば日常系アニメの限界として時間が進む以上どうやっても卒業と離別という問題から逃げられないように感じる。
あずまんが大王にせよ、けいおん!にせよ、結局は卒業という形で終わらせた。(AngelBeats!のように死後の世界を舞台にして成長も進級もないですら全メンバーの卒業を持って終わらせた)
また、けいおん!の場合、全員が同じ学校に行くという日常系の延長戦に挑戦したが、大学生編の本編は程なく終わりそれがアニメ化される可能性も少ない
綾に取って私立の学校に行くことは日常系の終了であるが、忍と陽子の日常系綾の離脱である意味小学校に戻ったような形で続く、そういうことにも耐えられなかったのだろう。
きんいろモザイクという作品は時間が進行する以上卒業からは逃げられない。
その時までに綾がみんなとの関係に自信を持つことができて、卒業後も会う機会は減ってしまっても仲良く遊べる、そんな関係を想像出来るような、終わらせ方になるといいな。と感じた。
もしかするとこの作品は綾の成長の物語で終わるのかもしれない。
そんなことを考えつつ、やはり今後もきんいろモザイクという作品には続いて欲しいし、アニメもまた何らかの形で放送して欲しいと感じる。
余談だが、3人を名字で並べると、「猪熊」「大宮」「小路」となり一番後ろの綾は2人を見守る形になる。(特に受験のシーンではこの並びの意味が大いに機能している)
ここにアリスとカレンを加えると「猪熊」「大宮」「カータレット(アリス)」「九条(カレン)」「小路」となり、ある意味2人が割って入ってきたようにも当初は感じたが、綾は4人を見守る存在でもあり、4人が綾を引っ張っていくようにも見えて、この順番を意識的か、偶然か分からないが考え出した原先生は天才じゃないかと思ったりもした。
2016年を正しく振り返る
この前振り返り記事を書いてたら、気がついたら円盤商法に対するヘイトスピートにしかならなかったので正しく振り返ろうと思います。
1月
東京でpythonを使ったVRの仕事してました。
ガラスの花と壊す世界を何度か見に行きました。
bishのライブに行きました。 アイナ・ジ・エンドさんにチェキ童貞を奪われました。
チェキ童貞を奪われたご報告をしたら声優イベントとの比較をしたらブログが炎上しました。
炎上した日はお昼が食べれませんでした。
Gabelia(内山夕実さん、種田梨沙さん)のお渡し会と伊藤かな恵さんの大阪ライブに行ったら元気になりました。
伊藤かな恵さんの長野凱旋ライブに行きました。僕の会社の近くにオタクが集結してるのは面白かったです。
声優ハッカソンに参加して稲川英里さんと無銭チェキを取りました。
2月
マリコレライブと伊藤かな恵さんの東京公演で腕組みしてました。
3月
東京勤務を終えました。
4月
3/31東京勤務を終える
4/1大洗観光(画像はガルパン神社で見つけた絵馬です、彼が何年か経って立派な医者になったときに推し変してないことを願います)
4/2福岡観光
4/3 ミリオンライブ 福岡公演に行きました 。 牧のうどん大変美味しゅうございました。
ストブラのイベントで推しと推しが出会う体験をしました。
vb.netの仕事してました。
5月
脳梗塞で倒れて入院してました。義弟から鋼の錬金術師を借りて読んでました。面白かったです。
この影響で5月のごちうさパーティと6月のまんがタイムきららフェスタへの参加を諦めました。
6月
Djangoの仕事を始めました
7月
Twitterの表垢で会社批判してました。
姪っ子が生まれました
8月
ゆくえしれずつれずれのライブに行きました。
9月
種田梨沙さんが活動休止しました。
pyconに参加しました。
伝説のチガサキリコとチェキを取りました
仙台のオタクに会いに行くついでに内山夕実さんのお渡し会に行きました。
10月
32歳になりました
11月
姪っ子が里帰りを終えてしまいました。
12月
オタクの人たちとクリパしました。32年生きてきて一番楽しいクリスマスになりました。
後半すかすかですね。
今年の後半はアニメ見て仕事してアニメ見て早寝早起きして、、それ以外のことやってないんじゃないでしょうか
それではみなさま良いお年を