「きんいろモザイク Pretty Days」をようやく見てきたので

きんいろモザイク Pretty Days」を公開から3ヶ月遅れでようやく見ることができました。

 

長野ロキシーという古くて真っ平らで椅子も堅いようなところで映画を見るというのも久しぶりでしたがシネコン一強時代何とか残っている映画館がマイナーな作品を上映してくれるので本当にありがたいことです。

 

多くの人にとっては今更な感想文ですが3ヶ月遅れで長野でも見れたと言うことで感想文書きます。

ネタバレ全開でいくので気になる人はそっ閉じをお願いします。

 

 

 

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本作は奇しくも9月に病気療養のため活動休止に入った種田梨沙さんが演じる小路綾の話がメインとなっている。

これが公開された11月時点ではこれでもう種田さんの主演作品をみる最後の機会のように感じられる中で実質的な主人公が綾であることでメタ的な力の大きい作品でもあります。(実際にこれを書いている2017年2月時点ではゆゆ式OVAやロリガのCD等で種田さんも時々仕事をしていることが分かっているので、11月時点ほどのほどのエモさはないように感じた)

 

本編は中学一年生の頃、種田演じる小路綾が忍と陽子がいるクラスに転校生としてやってきた回想シーンから始まり今(高校二年生)の文化祭の準備と中学時代の回想を行き来しながら話は進みます。

メインストーリーは中学時代の受験でのエピソードで、中学3年生の夏、勉強のできる綾は私立の女子高(家から遠いため入学した場合は寮に入ることになる)を第一志望とし、もう一つ気になる学校として「県立もえぎ高校」(後に3人が入学する高校)を挙げる。

忍と陽子はこの学校への進学を希望するも、足らない学力を補うため綾の指導の下3人は一緒に勉強を始める。

 

そして、冬になり、綾は希望する私立の女学院への合格を決めるが、(私立は併願のため?)県立高校も3人で受験し、そして合格。

両方とも合格した綾は当初は私立の女学院にいくつもりだったが結局みんなのいる「県立もえぎ高校」を選ぶ

本緒円は綾の悩みが中心に描かれ、小学校以来仲の良い忍と陽子の関係に自分は中学からという時間の壁を感じていて、アリスとカレンに関しては忍の嗜好である金髪の持ち主という点でも引け目を感じていて忍にとって自分はなんなのか?について思い悩む。

本編では忍が買い物に行く際に一緒に行くと言った提案を断れたことでショックを受けていたりもする。(実際には忍が全員にサプライズのプレゼントを買おうとしていたために綾の提案を断らざるを得ないという綾以外のメンバー全員にも見え見えの事情があったのだが)

 

忍はサプライズプレゼントにふさわしいものを見つけられず、全員に「気持ち」をプレゼントし、綾はそれにも感動している。

そんなことや、カレンの暴走で収集の付かなくなった劇を全員の力で(主に即興で代わりのストーリーを書いた忍の力)なんとかやりきり(何故か客席にいた陽子やアリスも参加する)綾はみんながいるこの学校に来て良かったと伝える。

物語のラストシーンでは出会ってからの時間なんて関係ない忍は私の友達だということを確認した点で物語は終了する。

 

今回の話は綾と忍という本編であまり絡みのなかった関係をアリスとカレンが入ってくる前の3人の関係から描写し、本編(TVシリーズも込みで)で繋がりの薄くなってしまった(と綾が感じている)2人の関係を確認し、綾が友情を確認するという話だ。

 

ここで気になったのは「陽子」の存在が割と弱くなっている点だ。

綾は陽子に恋愛感情のようなものを抱いていて、そこを掘り下げてくるのかとも思ったが今回は本編でなじみの薄い綾と忍の関係に焦点を当てているのが新鮮だった。

確かに中学時代は仲の良かった3人だし、陽子と綾については時々扱われているので、ここで綾と忍の話を出してくるのはやられたという気持ちでいっぱいだ。

今では仲良しグループの中では比較的疎遠(?)になってしまったけど忍と綾も友達だよという当たり前のことが見れて本当に良かったと思う。

 

綾にとっては陽子との関係について描いて欲しい気持ちもあるが、やはりその問題を描くのはやや重たい気もするし、別の綾の中で結論が出る話でもないよう感じる。

陽子を好きだと認めて愛に生きるのは、明らかに本編のゆるふわな日常系として一線を越えているように感じるし、陽子とは友人と割り切ることも難しいだろう。

 

ここでは2人の関係には特に進展もなく、卒業と忘却という日常系アニメの最後を待つしかないのだろう。

考えて見れば日常系アニメの限界として時間が進む以上どうやっても卒業と離別という問題から逃げられないように感じる。

 

あずまんが大王にせよ、けいおん!にせよ、結局は卒業という形で終わらせた。(AngelBeats!のように死後の世界を舞台にして成長も進級もないですら全メンバーの卒業を持って終わらせた)

また、けいおん!の場合、全員が同じ学校に行くという日常系の延長戦に挑戦したが、大学生編の本編は程なく終わりそれがアニメ化される可能性も少ない

 

綾に取って私立の学校に行くことは日常系の終了であるが、忍と陽子の日常系綾の離脱である意味小学校に戻ったような形で続く、そういうことにも耐えられなかったのだろう。

 

きんいろモザイクという作品は時間が進行する以上卒業からは逃げられない。

その時までに綾がみんなとの関係に自信を持つことができて、卒業後も会う機会は減ってしまっても仲良く遊べる、そんな関係を想像出来るような、終わらせ方になるといいな。と感じた。

もしかするとこの作品は綾の成長の物語で終わるのかもしれない。

 

そんなことを考えつつ、やはり今後もきんいろモザイクという作品には続いて欲しいし、アニメもまた何らかの形で放送して欲しいと感じる。

 

 

余談だが、3人を名字で並べると、「猪熊」「大宮」「小路」となり一番後ろの綾は2人を見守る形になる。(特に受験のシーンではこの並びの意味が大いに機能している)

 

ここにアリスとカレンを加えると「猪熊」「大宮」「カータレット(アリス)」「九条(カレン)」「小路」となり、ある意味2人が割って入ってきたようにも当初は感じたが、綾は4人を見守る存在でもあり、4人が綾を引っ張っていくようにも見えて、この順番を意識的か、偶然か分からないが考え出した原先生は天才じゃないかと思ったりもした。

 

 

 

2016年を正しく振り返る

この前振り返り記事を書いてたら、気がついたら円盤商法に対するヘイトスピートにしかならなかったので正しく振り返ろうと思います。

1月
 東京でpythonを使ったVRの仕事してました。
 ガラスの花と壊す世界を何度か見に行きました。
 bishのライブに行きました。 アイナ・ジ・エンドさんにチェキ童貞を奪われました。
f:id:daradarachang:20161231175600j:plain  チェキ童貞を奪われたご報告をしたら声優イベントとの比較をしたらブログが炎上しました。
炎上した日はお昼が食べれませんでした。
 Gabelia(内山夕実さん、種田梨沙さん)のお渡し会と伊藤かな恵さんの大阪ライブに行ったら元気になりました。
 伊藤かな恵さんの長野凱旋ライブに行きました。僕の会社の近くにオタクが集結してるのは面白かったです。
 声優ハッカソンに参加して稲川英里さんと無銭チェキを取りました。
  2月
 マリコレライブと伊藤かな恵さんの東京公演で腕組みしてました。
3月
 東京勤務を終えました。
4月
 3/31東京勤務を終える 
 4/1大洗観光(画像はガルパン神社で見つけた絵馬です、彼が何年か経って立派な医者になったときに推し変してないことを願います)
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 4/2福岡観光
 4/3 ミリオンライブ 福岡公演に行きました 。 牧のうどん大変美味しゅうございました。
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 ストブラのイベントで推しと推しが出会う体験をしました。
vb.netの仕事してました。

5月
 脳梗塞で倒れて入院してました。義弟から鋼の錬金術師を借りて読んでました。面白かったです。
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 この影響で5月のごちうさパーティと6月のまんがタイムきららフェスタへの参加を諦めました。

6月
 Djangoの仕事を始めました
7月
 Twitterの表垢で会社批判してました。
 姪っ子が生まれました
8月
 ゆくえしれずつれずれのライブに行きました。
9月
 種田梨沙さんが活動休止しました。
 pyconに参加しました。  伝説のチガサキリコとチェキを取りました
 仙台のオタクに会いに行くついでに内山夕実さんのお渡し会に行きました。
10月
 32歳になりました
11月
 姪っ子が里帰りを終えてしまいました。
12月
 オタクの人たちとクリパしました。32年生きてきて一番楽しいクリスマスになりました。
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後半すかすかですね。
今年の後半はアニメ見て仕事してアニメ見て早寝早起きして、、それ以外のことやってないんじゃないでしょうか

それではみなさま良いお年を

2016年も終わりです

2016年も終わるので1年のまとめの記事でも書こうと思います。

この1年で声優さんの世界から随分距離を置いてしまいました。 地元に帰ったため東京遠征のコストも上がりましたし年で体力も落ちたのですっかり距離を置いてしまいました。

個人的にはアイドルのイベントに行ったり、ブログが炎上したり、脳梗塞で入院というとんでもなことが起きたり、姪っ子が生まれてとっても可愛かったり、入院時の規則正しい生活のおかげで早寝早起きが身についたり・・個人的にはかなり変化のあった1年のように思えます。

脳梗塞ですが、べつに後遺症もなく普通の生活をして良いと医者には言われているのでどうか、ご心配なさらずに。 後別に生活の不摂生によるものではなくて、心臓の穴(普段は閉じているけど力んだりすると空く)が原因だそうで、結構珍しい症例らしいです。

そんなことよりも、アイドルちゃんとチェキを撮ることの楽しさにも気づきましたし、ヘドバン等でライブの盛り上がりに参加することが楽しいと思った1年でもあります。

アイドルアイドル言ってますが今年は伊藤かな恵さんの長野凱旋ライブもみれましたし、夏には舞台も見ることが出来ました。 アニメを見てもハイスクール・フリートでかな恵さんの声を聴くと、やっぱり可愛らしさがワンランク上だなぁと思ってしまいます。(これが、贔屓なのか贔屓目なしなのかはもう分かりません) 過酷だと思われる声優業界の中でこれだけ生き残り続け、その為に必要なことを自分なりに楽しんでこなしてそうに見えるので本当に強いし尊敬の対象として今後も少し遠くから眺めていたいなと思いました。 またアルバムの発売も決まりました。 音楽活動のペースはゆったりとしたものですが、このくらいでいいような気もします。 伊藤かな恵さんには今後も好奇心と物事へのこだわりを持ち続けたイノセンスさを失うことなく活動していって欲しいなと思います。

悲しいニュースとしては種田梨沙さんの活動休止がありました。 命に関わることではないと伺っているので一安心ですが、FGOや食戟のソーマ等では降板がありました。 しかし、ストブラOVAゆゆ式OVAごちうさなどキャスト変更を譲れないと思わせるところでの降板はなさそうです。

ここからは完全に妄想ですが、活動休止と言うことですべての仕事をキャンセルに見せかけていくつかの役者業を続ける事実を見ていくと、声優イベントだの、舞台挨拶を1日6回やるとかニコ生そういう仕事が彼女にとってかなりの負担だったんじゃないでしょうか。

補足 「ちなみに彼女が声優イベントに疲弊しているというのはもちろん妄想ですし、地方在住で種田さんのイベントの1割も参加出来ない僕のような人間にとって、それはとても都合の良い解釈でもありますので、今の自分にとって心地よい結論ありきで入ってるのかも知れません。 声優オタクの歪んだ自意識です。(だって自分が参加出来ないイベントがあるのって悔しくありませんか?それ以上に年収を上げるとか東京に転職をするとかに踏ん切る力も熱意もない自分に対しても悔しく感じることもあります、その程度のファンなんですよ)」

Rhodanthe*のブログでもミリオンライブでの出演が緊張して仕方なかったと言うことを書かれていますし、ニコ生やイベント時でも告知の前はなんだか表情が硬くなってる気がします。 歌に、アニメイベントに役者業にとストイックで、頑張り屋さんな種田さんに毎週のようにイベントを入れて、あげくここまで追い詰めたのは声優オタク達の欲望なんじゃないでしょうか。

種田さんは表現者として魅力的である以上に女性としてとても魅力的です。

一見美人さんで頭が良くて秀才感がありますが、実はちょっと抜けていたり、一人でラジオもできないような子です。(君嘘ラジオで相方の佐倉綾音さんが出れないときに茅野愛衣さんに出演を依頼したというエピソードとか) パーソナルな部分だけ見ていくと随分印象と違う感じがします。

黒髪ロング美人という印象から勝手に高身長をイメージしてしまいますが、実際には水瀬いのりさんより小さかったりします。

この雰囲気と実体のギャップで種田さんは本来手に入ることの出来ない矛盾した記号を入手出来ているんじゃないでしょうか。

問題となるとは彼女には声優という記号も付いてます。

”声優でしこるなんてありえない”

こういう意見を度々目にすることもあるんじゃないかと思います。

声優というのはアニメや吹き替えの役者なんだから声優にセクシャルな魅力という意味は含まれていません。 しかし、現実的にはセクシャルな魅力や自撮りを売りにしている声優さんが増えてきているようにも感じます。

アーススタードリーム所属の中島由貴さんがなにかのニコ生で「今最もマルチなのが声優という職業」と発言していたように、今の声優さんにはあらゆることが要求され、日夜声優オタクたちに評価されています。

建前を言うと、役者としての成果のみで評価しなければなりませんが、最近ではTwitterに上げられた自撮りが可愛いとか、女性声優さん達が集まってクリパ♡みたいなものに魅力を感じているのも事実です。(もちろん自分もです) 実際にアイドル・アーティスト志望のような人たちも入ってきてます。 それはそれで構わないと思うのですが、アイドル的な活動に、役者志望の子達もかり出されている現実があります。

種田さんは表現の1つとして声優を選んだ人です。(ダビンチの50の質問より) ファンからの手紙で役に感動したとか良かったと書いてあると嬉しいということも言われてました。(アニメマシテにて)

表現者としての彼女を評価しなければならない声優オタク達はラジオだの声優雑誌だので出てくるパーソナルな部分に目を付けそこを評価していくようになってしまったのです。(もちろん自分もです。) もちろん、声優オタクの良いところは美人でも可愛くても演技が出来てないと結構糾弾するところにあると思います。 彼女の表現者としての能力も充分ですし、しかも魅力的な女性です。

こういうところに悪い大人が目を付けるのは当然じゃないでしょうか。

今現在アニメは製作委員会方式で作られていて、アニメの制作費をTVCMで賄えていません。 クソ高い円盤を売って回収しようとしています。

正直な話、日本人の年収が下がった上に地デジを綺麗に撮れば充分な中でわざわざ円盤を買うという酔狂な人間はかなり少なくなってきています。

そこで、声優イベチケを付けて主演に集客力のある声優を付けようとするのは商売のコンテンジェンシープランとして当然の流れじゃないでしょうか。(アニメがこけても声優イベントチケット抽選券を付ければ最低でも〇〇枚の売上げが予想出来ますというような)

その結果かどうかは分かりませんが、いくつか合っていないキャスティングもされていたように感じます。

オタクの人は合ってないとか棒とか一本調子とかって批判しますが、そう思うのはキャスティングした側の問題だったり、音響監督とのディレクションの問題でもあります。

ここから先はもう完全に妄想中の妄想です。

そうやって本来演じにくい役をあてがわれたり、ネットで心ない中傷を受けたり、毎週のように行われる声優イベント、ラジオ・・ イギリス旅行に行くにも1年前からの調整が必要だったり

彼女をもっと役者に集中させてあげていればこんなことにはならなかったんじゃないでしょうか

しかし、残念ながら日本の役者達の報酬は恐ろしく低く、アフレコだけでは食べていけないという現実があります。 それが原因かどうか分かりませんがアーティストデビューもどんどんされています。 表現者としての活動の場を広げたい、とかならいい話だと思うのですが、それだけでは割り切れない気もしてます。 アニメが金にならないという話の一方で今、世界で日本のアニメが人気!として日夜違法コピーされ世界中に拡散しているという事実もあります。

日本のアニメ制作陣達は円盤回収モデルのような無理なことしか生み出せず、その無理を維持するために声優オタクというごく少数の偏執狂達を頼みにした商売に興じるというのはなんとも目指すところが小さいと思います。

もう日本のアニメ販売ではBtoCは無理なんじゃないかと思います。 netflixやhuluなどに売ることで、稼いでいく方が確実なモデルなんじゃないかとも思います。

例えばamazonのアンリミテッドのように、視聴回数によって配当が増えるとかならアニメの魅力と収入がかなりイコールになってくるんじゃないでしょうか。 残念ながらamazonアンリミテッドは人気作が軒並み削除されてしまったので、このシステムもまだ厳しいのかも知れません。

他にもyoutubeの広告収入という手もあります。今ではすごい技術で違法コピーでアップロードされたものをyoutubeが判断して本来の権利者にお金を入るようにするということもできるそうです。

すべて妄想によって書いているので、これらの事は検討され、却下された事案かも知れません。 しかし、現状を打開していかないと本当に日本のアニメは終わってしまうようにも感じますし、アニメーターや声優さん達が創りあげたアニメの魅力を伝えられない経営者陣達には憎悪すら湧きます。

こうして種田梨沙さんの活動休止を追っていくと、その裏には日本の経営陣の無能が見えてきてしまった気がします。

他にも、アジア圏へのプロモーションを熱心にされていた水瀬いのりさんに対する殺害予告でのイベント中止、アニメに関してはろんぐらいだぁすの製作遅延など、今までなんとか保っていた秩序が崩壊していく、そういう音が聞こえてきた1年だったように思います。

来年には種田梨沙さんが自分のやりたい仕事だけに復帰出来ることに期待して2016年の終わりを迎えようと思います。 個人的な目標としては一度リフトで上がってみたいなという思いもあります。 それではみなさま、良いお年を

マリコレライブ2016+「TWINKLING+ STAR」MUSIC VIDEO Blu-ray & DVD 発売記念イベント 仙台に行ってきた

 

※ポエムです

マリコレのMV発売記念の仙台イベントに行ってきました。

応募期限が8月の末で、種田梨沙さんの活動休止報告が九月一日だったので当たっても来ない人多いんじゃないかな?って不安に思ってましたが、120人ぐらいのキャパで100人は来ていたんじゃないでしょうか?

 

お渡し会は二回とも一人当たりの持ち時間が長く、本当に楽しい時間を過ごせました。

夕実さんのテンションがすごい高い上に、けっこう無茶な要求にも答えていてるのが印象的でした。

(種田梨沙さんや小路綾の物まねとか、就活が無事終わった人がいたら他のお客さんにも拍手を求めたりとか)

一人寸劇が長すぎて夕実さんがスタッフに止められてるなんてこともありました。

オタクは顔と名前を結構覚えられてるみたいで、いつもありがとうございますとか、あの時の~みたいな会話が聞こえてきて、オタクとしてはこれはもう好きになってしかるべきだなと思います。

 

また、種田さんの不在を補うために、すごい盛り上げてるように思えてしまい、本当にオタク想いの尊い人だなぁと思うと好きになりそうです。

 

勇者部活動報告でも年上としてしっかり進行しなきゃとの思いでパーソナリティをやっていたということで、本当に責任感が強くて、ファン思いの内山夕実さん。

 

こんなに頑張る夕実さんにも疲れたり、しんどくなったら内山さんも少し休んでオタクのことなんて覚えなくていいのにな、と思いつつ、またなにかお渡し会があったら行きたいし、ラジオにメール送りまくって覚えられたいと思うこの気持ちは矛盾しているのですがしかたありません。

 

声優さんはあくまでもコンテンツの一要素と割り切って推したい僕としてはGarbeliaという、アラサー女子のリアル感(作らないところがイノセンスであってオタク受けする要素だと思ってます。)を持った二人の関係性が好きで好きでたまらないし、あらゆる萌え要素でオタクを魅力するけど、どこか抜けていて、危なっかしい種田さんとそれをフォローしたり、種田さんの滑り芸にもあわせられる内山夕実さん。

今日も、種田さんの不在をしっかりフォローして、Garbeliaのお渡し会として本当に素晴らしいものを見せていただきました。

 

 

夕実さんに僕は来年のpycon(it系のカンファレンス)で必ず講演する立派なエンジニアになるから応援して下さいってお願いしたら、話すときは堂々と、という助言をいただきました。

 

来年のpyconで、スライドの最後に内山夕実さん、種田梨沙さん。にお礼を言えるように頑張りたいと思います。

 

非アイドルオタクという立場でアイドル(ゆくえしれずつれづれ)の東京ワンマンライブを見てきた

夏コミで久々に上京しました。

そこでアイドルオタク達からアイドルはいいぞ、アイドルはいいぞと熱心な勧誘を受けたのでアイドルのイベントに行ってみました。

個人的にも座学だけでアイドルを知った気になるのもダメなので、この機会に体験出来る物はすべて体験しておきたかったので。

この記事は新世界を初めてみたヨーロッパ人の報告書みたいなもので、多少の誤解や間違いがあるかも知れませんが、偏見はないようにしてるつもりなので間違いは優しく指摘していただけると幸いです。

 

参加したアイドルさんはこちら、初の東京ワンマンだったようです。

ゆくえしれずつれづれ | yukueshirezutsurezure | だつりょく系げきじょう系アイドルユニット「ゆくえしれずつれづれ」

 

実は名前も知らないまま、ふらっと誘われるままに参加したので前知識ほとんどなしです、スミマセン。

事前に見ておいたPVはこちら

 


ゆくえしれずつれづれ"新宿シネマコネクション" Official MusicVideo

 

感想としては、うわっエロい

夜の都会で女子高生が社会人の男性とセックスするという内容です。(児童売春を思わせる内容ですが金銭のやりとりは確認出来なかったので、息づまる日常からの違う世界への逃避とか、そういうのがテーマなのかも知れません。)

主演の方はメンバーではなく、メンバー達は冒頭と時々入ってくるダンスシーンだけで、個人個人の魅力を魅せるようにはなってないというのが面白いですね。

 

そして、その程度の知識で下北沢のライブハウスに入りました。

 

値段はワンドリンク500円込みで3000円、クローク代500円も別に払いましたが、小さなリュックぐらいなら後ろの方に置いておけば良かったから不要だったかも。。

後預けるならメガネを預けておこう!

 

〇入場

アイドルさんの方達が物販の売り子を自らしてました。

また入場時には手作りクッキーも配布されました。(もう食べてしまいましたが)

指紋採取したとかしたいとか、そういう発想のアイドルオタクがいましたら一報お願いします。

  

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そして、ライブがはじまるとあっという間に前の方に押し出されます!

圧縮っていうんですかね?

アイドルさん達もぐいぐい客席にでてきて、ライブハウス最前の柵に乗ってくるのでめっちゃ近い!

とにかく手を上げて何か叫びながら跳ねてた記憶しかありません。(声優ライブイベントで培った周りの動きに合わせるというスキルを駆使していたので、変な動きはしてないはず。)

中盤以降は端の方に押し出されていたので結構余裕を持って周りが見れました。

その時の感想をいくつか

〇結構機能的

 激しい現場は騒ぎたいやつがぎゃーぎゃー騒いでる無秩序な万人の万人に対する闘争みたいなイメージだったのですが、誤解でした。過激さも結構機能的です。(少し考えれば当たり前ですが)

 

 ・客の手を借りて柵の上に立つ

 アイドルさんが最前の柵に立つとき、どうしてもバランスが崩れますよね、片手はマイク持ってますし、残った片手でバランスを取らなければなりません、そこで天井裏に手を付けたりしてたのですが、驚いたのが客の延ばした手をぐっと握ってバランス保ってるんですよ。

最初は、ずっと一人の手を握っていたので、うわっ推されオタクだ許さん!って思ったのですが、多分上記の理由があったんじゃないかなと思います。

 ・リフト/サーフを支える技術

  間近で生リフト/サーフを初めて見ましたがすごいですよね、乗ってる人も凄いのですが、体格のいい人が後ろから支えていたり、崩れそうになるときちんと周囲の人が怪我しないように受け止めてくれたりと自己顕示欲だけで上がってると言うよりは、イベントを盛り上げたり、このリフト/サーフ成功させるぞ!みたいな職人技みたいなのを感じました。

 他にも上がる人が靴を脱いでるのも好感度高かったですね。(脱いでる人と脱いでない人がいましたが)

 道徳の教科書には江戸しぐさなんてねつ造ポエム掲載するのやめて、アイドルオタしぐさとしてこういうのを掲載するべきじゃないでしょうか?

 ・飛び込みサーフ!

 アイドルが客席にダイブするんですよ、で、人間大玉送りみたいに運ばれていくんですよ、うわっエロい!裏山けしからん!って思うかも知れませんが、そういう所は酸欠気味なので頭回ってないのでもうエロいとかじゃない、祭りだワショーイワショーイ オニギリワショーイって感じですよ。

※僕は隣で見ていたので推測ですが

 

〇身内感がすごい

キャパが200もないせいかもしれませんが、イベント前に寝てる人や名前を呼ばれる人など、オタク同士の身内感が結構すごかったです。

でも初見の人でもジャージャーの輪に参加していたのを見たので、別にオタク排除ではないと思います。

これに関してはなんとも言えない部分があるので深く言及するのは辞めておこうと思います。

 

〇他のアイドルのTシャツ着てる人がいる!

これには声優文化で育った身としては驚きでした、ここは〇〇のイベントなんだから〇〇のTシャツを着ろとかそういう敵対あおりの雰囲気じゃないのかも知れませんね。

聞いた話では、むしろ、そういう外からの人こそ積極的に来て欲しいからウエルカムなのだとか。

 

〇チェキに失敗!!

これは失敗しました

チェキ列というのにとりあえず並んでみたのですが、チェキ前にお金払えば良いと思っていたのですが、物販列でチェキ券を買った上でチェキ列に並ばなきゃ行けなかったんですね。。

また、列がとても長いのに撮影箇所が1カ所しかなかったせいか、列の捌けるのが遅い遅い。。。

暇をもてあましてるアイドルの方が物販の方に降りてきてましたし、せめて撮影箇所は2カ所にして欲しかった!!(後物販列最後尾という紙にも釣られました)

結局時間がなく、チェキに行けませんでした、、無念!!

 

〇まとめ

例えば東京に暮らしていたなら、仕事帰りにふらっと会いに行けるようなアイドルのいる日常(または、身近な非日常の世界)というのはとても楽しいんじゃないでしょうか?

値段も今回チェキ入れて5Kは行かないので、一回の社畜呑み程度ですし、当日券でも満足する距離感でした。

 

 

わたし、について

何かを論じる際に主語がでかいという批判があるので、一応こういう立場から物を申してますという点を明らかにするために「私」に関するプロフィールを書いておきます

 

男性

1984年生まれ

長野県出身、就職(5年ほど東京に派遣され働く)※

派遣社員ではなく、長野の会社の正社員だけど東京の会社に派遣されたという意味

異性愛

学歴

 町立保育園

 町立小学校

 町立中学校

 県立高校(今の偏差値は65だったけど当時はもっと低いと思う)

 地方駅弁国立大学文系で西洋史を学ぶ(勉強はしていない

職歴

 地方低賃金労働者

 地方人売りIT企業に就職、そのままコボラーとして東京の大手Sierの4次請けぐらいに売られる

 残業代はでていない

 COBOLC#python(主にDjango

趣味歴

 アニラジから声優さんに興味を持つ(やまとなでしことかの頃)

 伊藤かな恵さんのイベントにそれなりに通うようになる(2009〜2016)

 種田梨沙さんに興味を持つ(2014〜)

 アイドルの世界に興味を持つ(2016〜

音楽歴

 高校時代(15年ぐらい前)

  坂本真綾水樹奈々田村ゆかり、その他声優ユニット系(やまなことか)

 大学時代(10年ぐらい前)

  霜月はるか、志方あき子、SoundHorizon茅原実里

 就職したら

  音楽を聴かなくなった

 

【再掲】種田梨沙トークショー ~東大でみんなに会えてうれシード♪~ 備忘録メモ

以前のブログで2015/5/17に書いたですが、別の記事の炎上で、びっくりしてブログ毎消してしまったのですが、個人的に保存する価値の記事だと思っているので、サルベージしてきました。

※なお、内容の推敲や修正等は行っておりませんが一部リンクや属性(フォントやサイズ等)は当時のままである自信がありません 

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2015年5月16日に東大で行われた種田梨沙さんのトークショーの備忘録メモです。

 

animetas.jp

 

〇イベント冒頭

 ・入場

   大教室の後ろから登場、一番左側を通ってステージへ

   白を基調として(花?)が模様のワンピース

   赤い厚底靴(席が右側だったので確認できず)

 ・冒頭挨拶

   大沢事務所所属の種田梨沙です

     ☆メモ:事務所名を言うのは新人には多いことだが、種田さんでは珍しいかも?

 ・本郷(東大の本郷キャンパス)に来たのは初めて

 ・学園祭の思い出について?

   やる気がない生徒だった、係をいかに受け持たないするか逃げていた

   作品の展示に関しては頑張った

 ・本イベントのタイトルの由来について

  イベントタイトル案は4つ、うち2つに嬉シードが入っていた

  イベントタイトルには嬉シードが入ってるものを選ぶべきと友達の助言で決定

  

 その後全員で、東大でみんなに会えて嬉シードとコール

 

コーナー1:種田梨沙さんってどんな人?

年表が登場

 1988 3人兄妹の末っ子として生まれる

 小学校時代

   ・将来の夢は絵描きか漫画家

   ・男の子のようであった

   ・この時期が人生の最盛期で一番ポジティブで自信に満ちあふれていた。

   ・中学に入って自分が普通だと言うことに気づいた

 中高時代

   ・マンガの音読などをしていて、親に心配されて部屋に乱入されたこともある

 大学時代

  ・オーディションの公募などを受けていた

  ・学生時代の作品をいくつかスライドで公開

    ・(架空の個展を想定した)ポスターやパッケージデザイン的なものを公開

    ・卒業制作では3mぐらいのアクリル作品を制作

     ・青色を基調としてシンメトリーな結晶のような幾何学模様の絵

     ・幾何学模様にはどくろを模した部分が有り、先生に病んでいるの?と言われて結果違う形に

 

2011年 卒業

 デビュー作は桜の温度について

  自分の関わった作品が流れたことに最初嬉しかった

 

 

コーナー2:作品振り返りトーク

 1.新世界より

   ・ずっと好きな作品

   ・オーデションでは全く手応えがなかった

   ・世代事の演じ分けもキャラ作りは難しくなかった

   ・自然に早季ちゃんを演じられた。

   ・シリアスな演技には苦労した

   ・花沢香菜さんが優しくしてくれた

   ・12話では榊原さんとの掛け合いが続き、テスト時にはたくさん噛んだ

     ・榊原さんに多くのフォローをもらった

     ・今でも12話は身が引き締まる

   ・最終回はリアルタイムでみんなと見ていた

     ・泣いてしまい、藤堂真衣さんと抱き合っていた

 

  ・監督からのメッセージビデオが流れる

 作品振り返りトーク2「ゆゆ式

   ・縁に関しては声を作ってる印象はない

   ・司会の人に対して実況してるんですか?(実況の存在を知っている)

   ・縁はとにかく可愛い

   ・リテイクが多く、とてもこだわって作られた作品

   ・お気に入りのセリフ(シーン)は真剣白刃取りのシーンと他の二人に「あいしてるよ〜」というシーン

    ・愛してるよ〜の実演

    ・咳払いをして、のどを調節してから実演

 作品振り返りトーク3「ストライク・ザ・ブラッド

    ・嫁のつもりで演じた

    ・セクシーなシーン(吸血シーンなど)は初めての経験で最初は動揺していた

      ・吸血シーンでは細谷さんがものすごい吸血音を出していてリテイクとなったが笑わしてもらった

     ・細谷さんの誕生日に飲み屋で誕生会をしていたが、大雪で交通機関が止まってしまい、飲み屋でオールすることになった

     ・花江君はすぐ寝てしまった

     ・細谷さんと瀬戸さんが演技や将来について口論していた

     ・ここで日高里菜さんのビデオメッセージが流れる

       (種田は)プライベートではほわ〜んとしている

       焼き肉が好き

 

 作品振り返りトーク4「四月は君の嘘

  ・役に感情移入しやすかった(元々感情移入しやすい方)ので苦労はなかった

  ・宮園かをりのもろさは意識していた

  ・3話の屋上でのシーンはオーディションでも使われた

    ・もうこれが最後の演奏という覚悟が伝わるように演じた

  ・16話の心中発言のシーンでは淡々とやってくださいとディレクションに従った

  ・最終話の手紙の朗読ではテスト時に泣いてしまった

  ・本番でも声が震えてるシーンがあるかも?

コーナー3

  ある日のスケジュール(仕事の時)

  7:00  起床

  10:00〜15:00 アフレコ

  16:00〜20:00 アフレコ

  20:00〜23:00 ラジオ収録、雑誌取材等

         ※君嘘はアフレコ後収録だったのでおかしなテンションだった

  24:00〜26:00 お風呂、ゲーム、アニメ視聴をして寝る

         台本読みは基本前日、種田は早いほうでだいたい1時間

          人によっては4時間かかる人もいる

 

  ある日のスケジュール(イベントの時)※君嘘のファイナルイベント時

  7:00  起床

  9:30 会場入り

  10:00〜11:30 打ち合わせ

  12:00 歌リハーサル

  12:10 メイク

  13:30〜 全体リハーサル

  17:30 開演

  20:30 終演

  21:00 簡易打ち上げ

  22:00 会場出る

  23:30 帰宅

楽屋風景の写真がいくつか紹介される

 

  ある日のスケジュール(オフの時)

  10:00  起床

  13:00 元町中華街

  13:30 食べ放題の店へ

 

 

  15:00 みなとみらいへ

  15:30 赤レンガ倉庫へ

  16:00 みなとみらい駅のショッピングモールへ行きゲームセンターで遊ぶ

  17:30 カフェで夜ご飯

 

 

  19:00 事務所に行き台本を受け取る

 

横浜で遊んだ写真がいくつか紹介される

 

移動イメージマップ

www.google.com

 

・プライベートで仲が良い人

  山岡ゆり

  三上枝織

  Rhodanthe*メンバー

 

ここで山岡ゆりからのビデオメッセージが流れる

 ・山岡さんが困ったときに手を引いて一緒に逃げてくれた(詳細は不明)

 ・種田さんは山岡ゆりにとってヒロインであり、ヒーロー

 ・一緒に遊びに行くと手持ちのお金がなくお金を下ろしに行くことが多い

・ディズニーのナイトメアー・ビフォア・クリスマスが好き

 

・ビデオメッセージのあまりのインパクトに種田さんはむせたり、汗を掻いてしまった

・2分のメッセージを頼んだはずだが山岡は6分半のメッセージビデオを作ってきた

 

コーナー3:大学生の種田梨沙

 応募されたものをランダム抽選でセリフを読み上げる

 ・セリフはダメな男に尽くす後輩キャラが多い

 ・種田さんが言われたいセリフは「君の学食四年分全部おごってあげるよ」

 ・赤点は多かった

 ・学生中はバイトをしていなくて月3万円で過ごさなければならず、カップ麺ばかり食べていた

 

コーナー4:プレゼントコーナー

 色紙や東大グッズを座席抽選でプレゼント

 

 

コーナー5:最後

 ・一人で受ける「ええええええーー」の歓声が快感

 ・今後の抱負は役者・声優・ナレーターとして精進して10年後も続けていきたい

 ・ダイエットをしたい

 ・食べ過ぎないこと(※ただし肉は許して欲しい)

 ・来たときのように左側を通って退場しイベント終了