【往復ヲ書簡】#2)だらくいんからゲバラさんへ

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チェる・ゲバラさんへ

 

まずはこのような面白い企画にご招待いただきありがとうございます。

ゲバラさんといつ相互フォローになったのかは同じく全く覚えていませんが小田ちゃんダイエット企画など小田ちゃんのファンを増やし、自分も名を挙げ、しかも健康にもなるという3重取りのゲーム設計の面白さと実際に行動に起こすフットワークの軽さ、またブログを書いたり、音声メディアを始めたりするところなど消費者に甘んじずに精力的に発信する姿にひそかに尊敬の念を持っていました。

 

そして今回そのような新たなゲームに参加することができ、気分はリングに上がったボクサーのようなもので、書くことの高揚感と同時に第三者が読んでも面白いエンタメにしなければならないという緊張感や、アイドルの人*1に読まれてしまうという恐怖を感じております。

 

正直なところ、初回なので馴れ合いのジャブから来るかと思ったらいきなり右ストレートが顔面に向かって飛んできており、これはもうこちらも質問でクロスカウンターを放ちお互い一発KOで企画自体が終わってしまうのではないのかと思うのですが、それはそれで1ラウンドで本質に迫った良い企画だったなと思うことにしようと思います。

よろしくお願いします。

 

というところで、「なぜクロスノエシスAMEBAさんのことを正式に推しメンと表明しないのか?」という質問に答えていこうと思います。

 

まず第一に、自分にとって「推し」という言葉は大変重く、これは声優文化圏に育った弊害だと思っているのですが、全通もしていない、チェキを限界まで回していない、持てるリソースをまともに注ぎきっていないのに「推しメン」と名乗ることはあまりに恥ずかしい行為ではないのかと思っているのです。

しかし、これは自分の育ちの異常さが原因だと思っています。そういう意味で自分に取って推しメンという言葉には重さがあるという前提から入っていければと思います。

 

その上で、以下の事実確認を検証させていただきます

 

AMEBAさんのことをだらくいんさんが正式に「推しメン」と表明した場面を僕はネットリアル共に見たことがありません。

 

こちらについてですが、まず自分のツイートを振り返えると3つのツイートがAMEBAさんを指して推しメンという単語を使っていることが確認できます。

 

 

こちらに写っているのは富野由悠季十束おとはさん(フィロソフィーのダンス)、AMEBAさんとなっております。

こちらは単に三体というSF小説の単語を使いたかったという気持ちが一番強く、意識がほかに回らなかったのか、ほぼ無意識でAMEBAさんを「推しメン」と呼んでいるように見えます。

 

こちらはFLAMEさんの生誕の時のツイートで明確にAMEBAさんを推しメンと指しているツイートに見えます。

これが最も深刻(?)で、ツイッターとはその場の感情をむき出しで吐き出してしまうような「考えさせないプラットフォーム」なので、制服チェキを見て心を痛めた僕があまり考えることをせず反射的に「推しメン」という言葉を使ってしまっているのだと見受けられます。

 

https://obs.line-scdn.net/0hZST4EFTvBXxpTRIaRMp6KyAQAxMQLh90AzUSRhwbD1IcIRJ8ATcYWRIPGRMaKQByFzcMXQ84OyUEKQViViMxbDEpADQvIAUtLFQQZDwQWx80PF4qUihMH0tPUkVCfUp4XSNNGUgIWhhGKEcsByo

※画像はリンクになっており、元の画像が消えたらこちらからも消えようになっています

 

 

こちらは9月のツイートですが、若干慎重さを取り戻したのか"最近最もチェキを取っているアイドルさん≠推しメン"のような複雑怪奇なツイートをしております。

 

ツイート以外にも、ここ2年に限って言えばAMEBAさんと取ったチェキの枚数が一番多いことも事実で、過去のブログを読んでも、クロスノエシスAMEBAさんに関する記載が毎月のように見られます。

 

まずはファクトチェックから入りましたが、正式に「推しメン」と表明した場面は正式にはないが、AMEBAさんを指して「推しメン」と取れるような表現しているツイートは存在しました。

 

さらにもう一点、ゲバラさんと認識が相違している点を挙げますと

>ただ一方で「熱狂のない趣味」という響きにどこか寂しさを感じてしまう僕もいます。

こちらについては、むしろ逆で、自分の今の熱狂が少し過熱気味だという認識があります。

数年前までは月に一度も遠征してチェキを一枚取れば満足だったにもかかわらず、今では二週間もすればライブに行きたくなり、本来苦手なブログコメントやツイッターへのリプをし特典会も何周もするなど、明らかに過熱気味な自分を感じております。

 

その上でこの熱狂を一時的なものではなくもっと長く推し続けられるようにするためには、少しアクセルを緩める必要性もまた感じています。

勘違いをしてほしくないのは、ブレーキをかけるのではないということです。

目的は止まることではなく、減速しながらも走り続けたいと思っているのです。

クロスノエシスは数年かけてもっとずっと大きくなると信じているので、その時にきちんとついて行きたいし、これだけ信じてリソースを注いだのだからそうなってもらわなければ困るという気持ちもあります。

まとめると、これ以上熱狂の速度を上げて、オーバーペース気味になり、突然冷めないようにするために抑えている自分がいます。

 

その上で、自分が自信を持って「推しメン」と入れたほかの二人について考えてみたいのですが、まず富野由悠季氏についてはアニメ監督であり、今回のアイドル文脈から外れるのでここでは十束おとはさんがいつ「内なる推しメン」になったのか思い出していきたいと思います。

 

まず、十束おとはさんは自分が人生で最もチェキを取ったアイドルさんで、可愛らしさだけではなくゲーマーや自作PC愛好家としてのスキルも本格的で、ヲタクとしても生半可ではなく、フィロソフィーのダンスが音楽性で「所詮アイドルでしょ?」という世間の偏見を打ち破った存在であるなら、おとはすは一見客寄せと思われるアイドルオタク枠ゲーマーアイドルという世間の偏見を打ち破ったところが偉大of偉大なのですが、自分が彼女を推しメンと呼ぶまでには、二つの段階が必要だったのではないのかと思うのです。

 

それは例えるな火薬と発火でしょうか。

 

アイドルさんとの体験を積むことで「好き」や「信頼」の火薬が積み重なっていき、ふとした出来事(発火)で大爆発し、推しメンという存在へのパラダイムシフトが起こるというものです。

 

十束おとはさんを例に出すと火薬は 数年間通うことで自分のような程度の低いオタクでも推しメンと呼ばせてもらってそこにそっと住まわせてもらえそうな菩薩レベルの包容力、アイドル力、キャパシティを感じることができるなど、数年かけて積まれていった信頼

 

発火については大変個人的な話ですが、 2年前、あるIT系イベントに登壇してプレゼンをする機会があり、そのために徹夜でスライドを作り、緊張と不安から胃をキリキリさせた時に、準備がすべて整った中での最後の備えとしてスピーカー用の机に"おとはす"のチェキをおいてその場を乗り切ったことがあり、その時初めて「推しメン」という言葉を使ったように記憶しております。要するに「助けて、推しメン」というインターネットで多々見るあれです。

 

つまり、推しメンと呼ぶには何かしら大きな出来事、好きなアイドルが推しメンにパラダイムシフトするきっかけが必要なのだと思っています。

 

とまぁ、格好つけた表現をしていますが、ラフに表現するなら、推しメンって今更呼ぶにはちょっと今さら恥ずかしいな〜何かきっかけがほしいなぁ〜という感じなのです。

 

ここまでをまとめると自分にとってAMEBAさんは「事実上の」推しメンではあるが、"長く推すために"今の過熱気味な熱量を抑える必要があり"あえて"推しメンと呼んでいない。

また、チェキを周回してまで取り始めてから5ヶ月が過ぎ、推しメンと呼ぶ始めるには何かきっかけを待っているという形です。

 

AMEBAさんの人格は迷宮のようなもので、ある扉を開ければライブ中の憑依した姿が現れ、別の扉を開けると配信中に後ろの方でじっと発言の機会をうかがう控えめな姿が、さらに別の扉では作詞家としての一面など、実に様々な扉を持っている方です。

もし、新たな扉として自分が気軽に「推しめ〜ん」と呼んだら「推しめんだよー☆」と帰ってくるようなそういうtheアイドル感のある人格が現れたら、それはきっとどれだけ魅力的だろうかという脳内特典会の夢想をせずにはいられません。

 

アイドルが推しメンになるとき、そしてそれをアイドルさんの側が認識するとき、それはきっと魅力に満ちていると思うのですが、この先まだ長く接していく中でその楽しみはどこかに取っておこうと思います(もちろんふとしたきっかけさえあれば、明日にもそのときは来るかもしれません)

 

最後にこちらからの質問になりますが、これは、どちらかというと自分のお悩み相談になってしまいますが、一時期通ったが時間が空いてしまったアイドルさんとの接し方について教えていただければと思います。

 

というのは、ゲバラさんの推し活を見ているとあちこちに飛んでいて、(それが魅力だと思っています)浮遊する中で当初通っていたが、ちょっと時間が空いてしまったアイドルさんと再会するときにどのようにうまく接しているのかについてご教授や考え方を教えていただけると幸いです。

言い換えると、=○○にはまっている以前足繁く通っていたほかのアイドルさんたちとどう接してくのか、キャパシティの配分方法をどうしているのか?などです。

 

自分はなかなか器用な接し方ができず、一つのことしか考えられないような視野の狭さがあり、もう少し適当なDDをしていきたいと思うこともあり是非勉強させていただきたく思います。

丁寧さを装ってますが個人的にはめっちゃクロスカウンターです。

よろしくお願いします。

 

おだすみ!

*1:例えばクロスノエシスAMEBAさんなど