アイドルさんに最近ブログ書いてないでしょと言われたので僕のエンドゲームについて書きます

こんにちは、昨日(2019/04/29)特典会でアイドルさんに最近ブログ書いてないでしょと言われてしまい、まぁだからと言って別に無理矢理なんか書こうという訳でもないし、こんな機会でもないとなんか書こうという気にならないのでなんか書きます。

 

平成とか何とかなんて別に物理的に何かあるわけでもないし、俺は淡々と生きるんだという決意もむなしく、元号が変わると言うことはやはりこう内面を刺激することでその影響をまったく受けずに生活するというのもなんだか難しいので僕のエンドポエムを記していこうと思います。

 

平成はオタクの敗北だったと思う

僕は今年35歳になる地方在住独身ドルオタプログラマーという字面だけ見ると割と絶望的なタグがてんこ盛りで厄満で人生和了という感じなんですが、20代の頃想像していた高齢オタクの絶望感というものを蚊ほどにしか感じることもなく、日々のサブスクリプションサービスと月に一回程度のアイドル現場でほどほど楽しく生きてるし実家にパラサイトしてるので生活に不便もなく、先月まで妹一家がうちに住んでいたので子育ての疑似体験*1もできたしまぁまぁ幸せなんだろうなとも思ってます。

 

突然の自分語りですがメンヘラなので許してつかあさい、僕が高校生ぐらいの頃、水樹奈々が登場してきました。

その頃は水樹奈々が紅白に出れないのはおかしい、TVも日本のメジャー歌謡曲シーンももう終わってる。

などと怨ずるようなイタイ学生だったので、当然CDが売れまくっていて音楽ヒットチャートトップ10を聴かずんば人に非ずという90年代後半〜0年代初頭に声優ラジオをMDに録音して通学中聞き続けるヤバイやつだったのですが、こういう話しは俺ってイタイけど立派なオタクだったんだぞという過去の栄光へのすがりや今やあの頃ほど燃えていない事に対する自己憐憫なんかもあるので、ほどほどにします。

 

  水樹奈々が認められない社会はクソ!

なんてことを思いながら日々を過ごしていましたが、まぁそんなこんなで音楽CD全体の売上げも少しずつ落ちていき、相対的にも絶対的にもアニソン系が着実に伸びつつある中でそんな中で当時オタクの話題の中心にあったハッピーマテリアルが一位を取れるのではないのか?ということになり、ハピマテ一位を取ろう運動が2ちゃんねる(当時)で始まり、オリコン集計店でCDを買おうとかアマゾンの集計は何日後になるとかで盛り上がってました。

 善戦したものの結局一位は取れなかったのですが、問題はその後でミュージックステーション内のランキングから(絶対にランクインしてしかるべきなのに)除外されるという噴飯ものの事件も同時に発生しており、日の当たる昼の世界に対する軽い絶望というものがありました。

 

TVに認められ始めたが・・・

なので例えば近年だとけものフレンズの子達がミュージックステーションにでてそれをオタク達が喜んで実況していたりAqoursが紅白に出た!すごいと喜んでいるのをみると若い頃の反骨心が残っている僕としてはちょっと複雑な気持ちを覚えます。 どうしてアニサマ紅白歌合戦に勝てなかったのか、時々そんなことを思います。

 

これからのこと

まぁそんなことを言っても仕方ないのでこれからのことを

今楽しいのはライブアイドルかアウトプットするプログラマーで多分この先数年はそれが楽しいことになると思ってます。

後者はまぁここでは触れませんが、ライブアイドルというのは狭い箱で踊ったり特典会でのやりとりが魅力なのでどうしてもスケールアウトが難しいなぁとも思います。(僕レベルでも思うことなのでみんなそう考えてると思います)

でっかくなりたいとかもっと売れたいっていうのはオタクの数が増えることなのでそうなると認知が切れるとか特典会で一周しか出来ないとか遠すぎて演者が見えなかったとか色々と難しい問題が出てくると思います。

が今のところビックになるというのは動員数を上げることとメディア露出を増やすという量を増やすゲームでしかないのは残念だなぁと思います。

量から密度へ 

もうここからは業界人でもなんでもない一素人の与太話ですが、アイドルの成長は量を増やすのではなくオタクの密度を上げて結果として質量を増やす方向で行って欲しいなぁと思っています。

例えるなら千円で1000人のオタクを集めるのではなく1万円で100人のオタクを集めるといった感じです。 100人のそれなりに出費をしているアイドルとオタクの共同体指向がいいなぁと思ってます。 顧客満足度を維持しながら収入も増やす方向がいいんじゃないでしょうか既存のゲームを終わらせて新しいゲームを始めて欲しいなぁと思っています。

後出来れば長く一緒に年を取れるアイドルがいいなぁとも勝手に思っています。

いやゆるAKB系列は物語性が強く、アイドルを推すことで自分が推しに関わったという強い手応えを感じることが出来ると思うのですがちょっと刹那的すぎて卒業とかがしんどいなと思いますし、グループ内競争というのもNGTの事件の温床となるのでやだなーと思っています。

少なくとも自分が通っているグループはそういう競争淘汰で強くするグループではなくもっとそれぞれの個性をぶつからないように配置したダイバーシティ*2感のあるグループなので内部抗争が起きようがないのがいいなぁと思ってます。

心理的安全性の高い推し事というのは僕のようなくたびれたオタクに取ってのアヴァロン、あるいはトルメキアの侵攻を受ける前に風の谷なのでここで長く過ごしたいと思ってます。

そんな風におたくはハッピーに生きることがかつてオタクを拒絶した昼の世界に対するアベンジ(復讐)なんだろうなと最近思うようになってきました。

ということで昨日十束おとはさんには平成の敗北した漏れを処刑してもらったので令和の漏れもよろしくお願いします。

  f:id:daradarachang:20190430163119j:plain

実はこのチェキ、立体的に取られたチェキってあまりないので割と気に入っています。

*1:「疑似体験ってどういうことですか?」「だから姪っ子も一緒に遊んだ体験も全部偽者の記憶で夢のようなものなんです。

*2:ざっくり言うと桃太郎、犬、猿、雉単体では鬼に勝てないけどみんなでそれぞれの強みを活かして戦えば鬼に勝てる