プラハに行ってきました
タイトル通りです。
2017年11月20日近辺でプラハに行って参りました。3泊5日
別に一人旅指南とか旅行者のためのメモではありませんが、それを目当てで当ページを開いてしまった人もいるかも知れませんので基本的なことだけで・・
予算:15万もあれば行って帰って観光してお土産買えます。(ただし、11月という観光シーズンオフというのもあります)
飛行機:8万
ターキッシュエアライン、イスタンブール経由でした。
機内食がめちゃくちゃ美味しい上に客室乗務員のイケメン高身長のトルコ人(多分)の方が日本語を話してくれるので全く不自由はありませんでした。
フライトはこんな感じ
成田→13時間→イスタンブール→4時間待ち→2時間のフライト→プラハ
宿はこちら
3日で3万(キャンセル時にお金が返ってこない特別コース、朝食wifi付き、観光地の旧市街地から徒歩10分)
部屋も綺麗で朝食も美味しく観光地やスーパー、路面電車や地下鉄の駅が徒歩5分圏内でしかも警察署の前という最高のホテルでした!
アイドル的なパフォーマンスを見てきたことについて
こっからが本題です。
そもそもなんでプラハに行ったかですが、地元でアイドル的な活動をしている子がプラハで開催される日本文化を伝える系のイベントに出演すると訊き、ちょっと今年は海外行きたいなぁと思ってもいたのでいい機会なので行ってきました。
当日はプラハ市郊外のイベント会場でキャパ500(らしい)はほぼ満員、現地の日本文化への関心の高さがうかがえます。
中では剣舞や太鼓など伝統的な日本文化の演出が行われていました。
僕も一階の一番後ろの列から*1見ていましたが普段は100人も入らないようなライブハウスでしか見たことがなかったので*2これだけの規模と会場で見るのは初めてでちょっとドキドキしていました。
出番が始まると前奏での琴の演奏から始まり、チェコの方々が座る中、いつものオタク達の盛り上げもない中で広い会場を駆け回り一人一人と目を合わせるようにして手を振る様子はとてもエモさ*3がありました。
そして、曲の後半、サビ部分で何十人かの人がフリコピ(ピースを作って腕を振るだけの簡単なものですが)で盛り上がっている姿が確かに見えました。
オタク文化がOTAKU文化として伝播した瞬間というのは言い過ぎかも知れませんが、僕にはそう感じました。
そして終了後は誰よりも大きな拍手*4が響き渡っていました。
客と演者が一体となって盛り上がるライブアイドル文化が伝わった瞬間を見れた気がして本当にいいものを見たなぁと思いました。
その瞬間に立ち会わせてくれた数々の偶然に感謝しつつ、後は誇大妄想を書きます。
彼女の演出を見ると、衣装は和装をkawaiiにしたようなもので、、曲の冒頭や間奏でも自らの琴の演奏を織り交ぜていて、トラディッショナルとポップなカルチャーが融合した日本文化を伝えるイベントにふさわしいものだったように思います。
よく世界が認めるクールジャパンが世界で大人気なんて言説を聴きますが、絶対に嘘で、プラハで何件か本屋に行ってみましたがナルトや東京喰種といった有名どころのマンガがほんのわずかに置かれているだけでした。
文化として根付いているなんてことは絶対にありません。
プラハの街の看板広告はジャスティスリーグ、(観光客向けではない)おもちゃ屋にはディズニーのぬいぐるみとアメリカ一色です。
世界がアメリカやGoogleによって支配される中、僕が好きなライブアイドル文化の一側面が伝わった気がしてとても嬉しかったです。*5
世界にはまだまだ未開拓のブルーオーシャンが拡がっている。
クールジャパンは世間的には全く浸透できていない、だからこそ、拡がる余地に溢れている気がしてきました。
そんなわけで日本の文化は東京を目指すのではなく世界を目指す、沈没しつつある日本から一つの方向性が見えた気がしてとてもいい体験をしたなぁと思いました。