1年7ヶ月ぶりに種田梨沙さんを見れたことについて

本日、ご注文はうさぎですか?の劇場版の舞台挨拶を見に行ったので自分史との振り返りをしようと思います。

僕の人生の話なのでほとんどの人にはきっとどうでもいい話です。

 

 

2016年4月声優オタクとしての限界

 

自分は2011年〜2014年頃までは結構頻繁に声優イベントに脚を運んでいました。

が、年々高騰する声優イベントに精神的にも経済的にも疲労し、2014年からは地方民に成り下がったためイベント参加コスト増大によりリソースが確保出来なくなってきていました。

 多分、貯金を諦めれば行けないことはなかったのですが、貯金を辞めたり崩したりしてまで趣味に走っちゃならないと考え、かなりセーブした声豚活動をしていました。(もちろん単純に収入が低いという問題があります)

また、仕事もIT土方からwebエンジニアに変わっていく中で、休みの日でもプログラムを書くことが好きな自分になろうとしていた時期でもあります。

 

そんな中、2016年の春にストライクザブラッドのイベントで種田さんと伊藤さんの共演があったのでいい機会なのでこれを最後に声優イベントとは距離を置こうとしていました。
 

もちろんそれは欺瞞で、声優さんへの終わりなき欲望をとどめることはできず、その年の五月のごちうさのイベントやまんがタイムきららフェスタのチケットをgetして相も変わらず月一遠征を謳いながら声優イベントに行こうとしていました。

 そんな僕ですが、ごちうさのイベントの3日ぐらい前に脳梗塞でぶっ倒れてそのまま入院と相成りました。2016年5月1日のことです。*1

 

声優イベントに行けないという呪い

入院騒ぎでごちうさのイベントも6月のまんがタイムきららフェスタもキャンセル。

 この時はストブライベントを以て声優イベント引退という軽い決心を真実にするための大いなる力が働いたようにしか思えず、毎週のように行われる種田さんが登壇するイベントにもう二度といけないんじゃないかと思っておりました。

 

幸か不幸か脳梗塞でも声優イベントへの欲望を司る細胞が死ななかった僕は呪いを断ち切るために、2016年9月に仙台で行われるマリコレDVDの発売記念のお渡し会(内山夕実さんと種田梨沙さん)に申し込んで見事2回とも当選。

当選直後には、呪いなんてなかったと安堵しましたが、同年9月に入り突然の休業宣言。お渡し会は急遽内山夕実さん一人でやることに*2

 

こうして、2015年頃毎週のように声優イベントに出演し多数のアニメに出演しラジオも常に2本はあるような状態の彼女の仕事が突然消滅しました。

この時に急いで手紙を書いてプレゼントを用意したものの結局出せずじまいで未だに引き出しに眠っています。

 そして恐ろしいことにストブラを最後に引退を決意していた宣言は種田さんに限り有効で、もはや呪いのようにそれは作用していたのです。

2016年9月から 

 彼女は休業中でありながらいくつかのソシャゲに出演したり、ストブラのOVAが発売されたりと、できる範囲で仕事をされていたようです。

 

その後はツイッターでのエゴサ結果をslackというアプリに流す仕組みを駆使して仕事中にそれを眺めては、復帰とか妊娠とかといった勘違いや推測やジョーク(中には櫻井孝宏との結婚妊娠という説まで!)がデマとして、断定口調で拡がっていく様を見ながら裏取りのためにまとめサイトを踏んでしまったりしつつの日々を過ごしていましたがその間に彼女が出演している過去アニメを良い機会だと思って見てみたりしていました。

ちょくちょく役者としての仕事をしていたので喉の病気はきっとあまり関係なくて、声豚向けのイベント参加が追い込んだんじゃないかとも思っていました。

この時期は、その妄想を根拠に声豚が声優やアニメを追い詰めるから声豚は声豚活動を辞めべきという理論を展開していました。

この理論は経済的にも精神的にも声優オタクとして挫折した自分を慰めるに足る理論としては非常に有益で声豚が声優さんやアニメをダメにする理論で自分の声優オタクとしての挫折を肯定して見せたりしていました。

 

その間に地下アイドルにほそぼそと通うようになりましたがその話は割愛します。

 

2017年8月4日復帰そして翌日の試験に合格 

 2017/8/4には事務所からの正式な発表により名実ともに復帰

そしてこれは完全に個人的な話ですが、8月4日というのが個人的には運命的で、8月5日にラブライブ!サンシャイン!!の名古屋公演で遠征を控えていた僕は都会でしか受けられない試験もその日に受けようとしていました。
しかし、試験は予想を超えた難しさで試験予定日前日の模試でもぎりぎり合格でした。

受験料も高く今回は見送ろうかとも思いましたが、種田さんの復帰宣言に後押しされ、受験を決意、試験直前には梅干し*3のおにぎりを食べてそのおかげか見事合格

 種田さんの復帰宣言のおかげで、試験に合格することができました。

Rhodanthe*のラジオへの出演も経て、2017/11/11ついにオタクの前に姿を現してくれました。 

2017年11月11日 舞台挨拶への登壇

 

池袋のみの参加でしたが1年半ぶりぐらいに見る種田さんは以前と変わらず話してる人の方を向いてよく頷き、お辞儀の際も随分と長い時間頭を下げ続ける方でした。

少し痩せた感じも、目の周りの掘りが若干深くなったような、そんな感じもしました。

 

全体的には本当に以前のままでしたが、ここまで戻すのにどれだけの苦労したのかはまったく分かりません。

正直、以前のままであることに安堵も、無理をしているんじゃないかという不安もあります。
髪の長さも去年の休業より少し前の突然の断髪以前、種田梨沙と聴いてぱっと思いつく以前の髪型にまで戻っていました。

彼女は確かに、みんなが望んだ、誰もがイメージする種田梨沙としてオタク達の前に現れてくれました。 

 

懺悔 

 舞台挨拶に参加した身ではありますが、ご注文はうさぎですか?という作品に対する尊敬がほとんどありません。

声優イベントによくある内輪盛り上がり的なトークにもすでに興味がないことにも今日はっきりしました*4

大切なことは種田梨沙さんが約1年と数ヶ月ぶりに人前に現れたその日に僕も立ち会えたことです。思い出作りのためだけの東京遠征でしたが、来年以降も年に一度は種田さんを見に行こうかなと思いました。

 

*1:後遺症もなく元気です。原因について興味のある人は卵円孔開存 脳梗塞 でググるといいと思います、正直隕石に当たるような、そんな事故レベルの脳梗塞です

*2:マリコレのイベント、恐らく種田さん目当ての人も多かったであろう中で当日の仙台では欠席者もほとんどなく、内山夕実さんの感動的なまでの、ちょっと痛々しさすら感じるぐらいの盛り上げのおかげでとても楽しくそしてエモいお渡し会になりました。

*3:種田さんの好物

*4:辛辣なことをいうと、筆者は某村川氏の変人ぶろうとしている態度に耐えきれなかったし、正直周りの観客がなんであんなに盛り上がれるのかも理解出来ませんでした、舞台挨拶特有の当たり障りのないトークの内容にもすでに価値を感じなくなっており、どちらかというと例えば種田さんと水瀬さんのマイクを通さない会話に二人の変わっていない関係性の魅力(行き過ぎると百合営業とも言われる)やお辞儀の長さといった態度に彼女たちの魅力を感じとっていました。また、身も蓋もないことを言うと、彼女の肉体がとてもえっちで、本当に下劣でどうしようもないことですが性的な魅力にも惹かれていた部分があることは事実として認めざるを得ません。