【再掲】声優オタクがアイドルのイベントに行ってきた話①~声優イベントとアイドル現場の違い~

以前のブログで2016/1/17に書いたですが、プチ炎上してしまい、びっくりしてブログ毎消してしまったのですが、犯罪自慢系の記事でもないし、やはりそれなりの反響を起こした記事と言うこともあって、頭にくる方もいるかもしれませんが、再掲しておきます。(文章のつたない部分、説明不足な部分が結構ありますが推敲するのも面倒なのでとりあえずそのまま載せておきます)

 

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アイドルのイベントに行ってきました。
長年声優イベントは通ってましたし、握手会にも行ったことはありますが、アイドルっぽい(語弊)イベントに行くのは多分生涯初のことだったと思います。
過去参加したイベントだとevery♡ing!が一番アイドルっぽい感じだったと思います。

というわけでアニメ評論界隈の方に連れられて、今日お邪魔したのはこちらのアイドルさん

www.bish.tokyo


BiShという新生クソアイドルを名乗る、なかなか過激な方達です。
イベントが結構過激と伺っていたので怖かったのですが、タワレコ渋谷店ということで、まぁそんな過激なことはできんだろうと思い、無銭だしいいかなと思って行ってみました。

結論としては、これは”はまる”と思いました。

以下つらつらとはまると思えた要素を声優イベントと比較しながら挙げていきたいと思います。

①騒げる
 声優イベントでうるさいオタクってシネって思いますよね。
 でもこのBishのイベントは全然騒げる、というか騒がなにゃ損損ですよ。
 そもそも、騒ぐっていうか運動って気持ちいいものじゃないですか、声豚の皆さんだって周りの目線とかリスクが一切なければ「ahhhhhhhh!! tanechaaaaaaaangggg!!!! kottti miteeeeeee!!!!」ってほんとは叫びたいでしょ?でもイベント進行や本人に対してすごい迷惑だからしない。
だから、みんなで我慢しようって方向になってる。別にルールが決められるわけじゃ無いけど、暗黙的にそうなっていく。
そのせいか、声優イベントでは騒ぐやつがたまに混じり込むと、すごい険しい。
シネって思います。
アイドルはみんなが騒げるようになっているので、心置きなく騒げる。
人間の持つ野生の解放ですよ。

②歌も踊りも高いパフォーマンスを発揮出来る仕組み
 Bishの歌はほとんどソロパートでした。
グループって言うのはハーモニーが大事であって、ソロパートはまぁワンフレーズずつ担当するものだと思ってました。
でもそのおかげで追いかけやすい、推しが歌ってるシーンをじっくり聴ける、あっていう間に終わらないんですよね。これは良い仕組みだと思いました。
じゃぁ、一人が歌ってる間に他の人はどうしてるかというと踊ってる。
歌ってない分踊りに集中出来るんですよね。
動きも劇仕立てな部分があったりして飽きさせない、推しの歌にせよ踊りにせよ、高いパフォーマンスを発揮しやすいようにできてるし、個性が発揮出来るようにすごくよく動くんですよね、
個人的にはこれは機会の均等なんじゃないかと思いました。
アイドルのファンに向けてのプレゼンタイム、面接における「ではあなたの長所を教えてください」って言われるあの時間、そんな感じに見えました。
もちろん、個を主張するにしても好き勝手にやられては音楽として成り立たないので、その辺はうまいこと調整してるのかなーって気がしてます。

③一人を全力で推せる
 イベントの構成はミニライブ→全員と握手会→予約したCDの枚数に応じてのチェキ会という流れでした。
ミニライブと握手会を得てオタク達に好きな娘を選ばせているようなのです。
声優イベントの場合、一推しの子が所属するユニットのライブに行ったとして、一押しの子だけを全力で推せるような仕組みにはならないですよね?あくまでもそのユニットのファンという体にまとめられてしまいます。
好きな子だけを推せるようにできてる、無駄の無い良い仕組みだと思いました。
とはいえ、正直、声優の世界でチェキ会やってメンバー毎にチェキ券の列の長さが違うみたいなのは見たくないので導入しないでください。


④認知してもらえる
僕が最初に握手したアイナ・ジ・エンドという娘は僕が初めてイベントに来たことを告げると、名前を聴いてくれました、そして「堕落院」であることを告げると、覚えにくいーと言われてしまいました。
物見遊山でアイドル現場に来たようなピンチケな僕の名前を覚えようとしてくれたこと、正直嬉しかったです。
声優イベントでは正直目線もらったとか、リプもらったとか、それだけでもう(勘違い含めて)大騒ぎじゃないですか、もうあんな妄想で生きるのはダメですよ。
近世以前のヨーロッパでは胡椒が貴重だったけど、航路開発してインドに行ったらいっぱいあったよ!って話ですよ。
認知厨こそ、アイドルですよ

⑤経済的
 今回の僕の出費は2160円+交通費。
これでメンバー全員との握手と一人とのチェキが出来るんですよ??
声優イベントはCD買っても参加出来るかどうかすら分からず不安とストレスに悩まされますよね?そしてその後で整理券番号や席次に悩み、次に推し側に位置取れるかどうかで悩む。悩みが多いですね?
アイドルの場合は、チェキまで「確実に」行けるんですよ。
声優イベントのCDはノーマルガチャ、アイドルのCDはカード指名して確実に欲しいカードがもらえるすごいガチャ券じゃないかと思います。

⑥チェキが凄い
 チェキがすごいです、これは多分Bishだけだと思うのですが、腕組みして密着したり、膝枕してもらったり、うひょーって感じですよ。
CD二枚予約してた人は二人とチェキが撮れるのですが、左右に女の子侍らせて肩を組んで、もうハレム気分ですよ。

なお、僕の初チェキは大変残念なものになってしまいました。(このときアイナさんの方から接してくれました、これはオタクなら好きになってしまいますよね???)

このチェキとある声優オタクを写したものだが、密着できない童貞力の高さを遺憾なく発揮し、意味不明なポーズと相まって大変良い写真(このポーズはデプロイ三唱というもITのごく一部で行われてるものです、この滑り感、伝わりにくさもいいですね)

※再掲時の注:このツイートはツイ消し済みですが再掲の予定はありません
 
⑦オタクの動きが合理的
 チェキ列メンバー数分作られるので(今回は二人で一列でした)何列も形成されます。
列はコミケのように参加者が最後尾プラカードを持ちます。
もしこれが声優イベントだと、列の分だけスタッフを用意する必要があるんじゃないでしょうか?オタクが運営に協力的な分、人件費も安く上がってるのかなって思いました。
また、僕がCD予約列に並んでいると、チェキ券だけ欲しいので僕の分も予約して欲しいと話しかけてきてくれるオタクがいました。
CD一枚:握手券一枚 チェキ券1枚
CD二枚:握手券一枚 チェキ券3枚
という仕組みなので、彼はきっと推しとのチェキ券2枚だけあれば満足だったんでしょうね。
コミュ力によって彼はお金を掛けずに目的の物を達してます。(僕もCDを一枚多く入手出来ました)
こうゆう交渉力もアイドル現場ならでじゃないでしょうか?

結論
 アイドルは参加コストやレスや認知に対するコストが低いのがなによりもの魅力だと思いました。
では声優との根本的な違いはコストだけなのか。。。それはまた明日と言うことで
お休み、アイナさん